2011.05.14

「南京!南京!」の映画に思う所あり1

カテゴリ:中国華中

「これは真実なのだろうか1」

「中国上海写真ライフ」では、
日中戦争--南京!南京!の映画の写真を公開しています。

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映画「南京!南京!」のDVDを久方ぶりに見た。
映画を中国人と先に見て、半年ほどしてより
DVDが発売されたので購入して何度も見た。

初めスクリーンに日本皇軍将校の後姿のアップから
カメラを将校の背中から頭へパンアップさせてより
揚子江岸に虐殺された無数の中国国民党革命軍兵士。

スクリーンへ映し出された兵士の数が1000遺体ほどに
感じたが改めて「300000」の数の多さを感じる。

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「南京南京」の監督である陸川監督は1989年から4年間
南京の大学で学んだ。また4年間に3回南京大虐殺紀念館を
参観したという。その間にも南京事件の中国映画を見て
何かが違うと感じ、自分で資金調達、映画「南京南京」を
製作したが、日本俳優も全て陸川監督が選んだ。

陸川と書くと日本人のようであるが「ルー・チュアン」と
新疆ウイグル地区出身の中国人で6歳の時北京に移住した。

陸川監督の写真は下の画像である。
陸川監督は4年以上の歳月を費やし「南京南京」を作った。
脚本は総て一人で書き上げ映画作成資金も一人で調達した。
興行収入は中国で26億円とハリー・ポッターの上を行った。

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私が「南京南京」を見たのは上海の映画館であった。
もちろん私一人で中国人の中に入って行く勇気もなく
友人の中国人と一緒に映画を見たが字幕スーパーも
中国語の中かなり緊張し、映画を見終わり外へ出るのも
日本人と分かるのが怖く終始下を向いて歩いた。

日々中国のテレビで流れる抗日戦争ドラマに出てくる
日本人役は中国人役者がなっており日本語が怪しい。

だが「南京南京」では主要メンバーの他に50人ほどの
日本人エキストラが出演しており誰にでも分かる
普段の言葉使いで収録されており安心して見れた。
中国人も日本人も総て35歳以下のスタッフで製作された。

nanjing4.jpg

映画を製作する前に陸川監督は何度も南京事件の書物を
読んだり南京攻略に参加した元兵士の書いた日記に目を通し
製作に望んだが、あくまで事実に基づいたフィクションである。

だが完成し中国人の目に映るシーンの多くのフィクション性が
隠されておりモノトーン映画の持つリアルさが、あたかも
真実であるかのような映画に中国人から怒りの声が上がった。

南京陥落前に中国国民党革命軍は撤退し、占領されたのは
無抵抗の都市であり、無力の市民に対して、旧日本軍が犯した
最も恐ろしい残虐行為が次から次へとスクリーンに映し出された。
旧日本軍人により大量の虐殺や暴行殺害、放火が行われた。
観客席で見ている私までが怒りを覚えるほど残虐であった。

上の写真は中国革命軍で抵抗する「陸兵士」だが機銃掃射の
一斉射撃で虐殺され映画の前編シーンで亡くなってしまう。

下の写真は日本人主役の「角川」であるが憲兵の役柄で
最後は戦争の暴力について行けなく自殺してしまう。
日本では未公開?あらすじは次のページで紹介したい。

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Last updated  2011.05.14 19:24:32
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