|
カテゴリ:本
いやぁ~さすがに司馬遼!読ませますねぇ~。
と分かったような事を言ってみる。 中国物なんて三国志(北方謙三版)しか読んだ事ないもんね。 劉邦と戦っていた楚という国の王項羽がそこらじゅうから(四面から)楚の歌が聞こえてきた事で自分の負けを知る・・・ これが四面楚歌の語源らしいですよ~。 知ってました? 私は知らなかったもんね~。いばっちゃお。 死を覚悟した項羽が詩を詠みます。(有名な詩なんだろうな) この最後に「虞や虞や、なんじをいかにせん」というのがあるのですが、この虞は項羽の寵愛する虞美人のことです。 項羽は激しい人で、なんじをいかにせんとか言いながら言外に、お前を誰にも触れさせたくないから死ねと言ってるんですね。 なんと虞美人もちゃんと悟って自害しちゃいます。 いやいや、凄い。 後に項羽も自害。 死に関しては今とは感覚が違うんでしょうね。 それにしても、こんなに惚れられたいもんだわ。 あと印象に残ったのは処刑の仕方。 やたら煮殺すんだもの。穴埋めとか。←一気に20万人生き埋めっすよ! 怖い。怖い。 この頃、日本は稲作が伝わったばかりとか・・・ 中国4000年(違った?)の歴史、恐るべし・・・ 項羽と劉邦(上巻)改版 項羽と劉邦(中巻)改版 項羽と劉邦(下巻)改版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.10.29 15:54:31
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事
|
|