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カテゴリ:本
関口敏子59歳。
ある日突然、心臓麻痺で夫が死んだ。 ずっと専業主婦だった敏子は、呆然自失どうしていいのか分からない。 そんな状態なのに、久しぶりに帰ってきた息子は同居を迫り、妹も巻き込んで財産をよこせと言い出す。 しかも!夫には愛人がいた・・・ 今のところは、他人事って気がするような・・・ 「一人で生きろ!」って言われても「生きてくさ!!」ってパワーがまだあるかも。 いや、無いか?無理か?(笑) 私も年を取ってく訳だしなぁ~、60を前にして一人は辛いな。 どうすればいいんでしょうね。 財産は誰にもびた一文残さず、とっとと高級老人ホームに入る。 ↑これが私の理想。お金貯めとかねば・・・無理(T^T) あっ、愛人は勘弁してください。 そんな年になって、もめたくないもの。 主人公の敏子さんは、結構芯は強かったみたいです。 桐野さん最近は「グロテスク」みたいな嫌らしいドロドロした話を書かれてるので、この本もそうか?と思ってたら違いました。 かと言って「OUT」みたいなミステリーでもない。 普通の暮らしも結構、スリルとサスペンスなのよ。って事かしら? 毎日新聞に連載されていたそうなので、殺人とかドロドロは書きにくいわな。 でも、面白かったですよ。 とても綺麗なピンクのゴージャスなカバーが素敵。 1700円+税 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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