2003年10月25日

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7:20に出る。トロンボーンを提げて歩いていると、演奏家っぽい感じがするかもしれない、などと思う。新幹線は8:02分。意外と混んでいて、おっさん二人と相席になる。一睡もしていなかったので、やはり座るなり即、睡眠。眼が覚めるともう大宮に着いていて、相席は学生っぽいカップルになっていた。10:26分、東京着。総武線で市ヶ谷へ。改札を出ると、駅の前で待っているナツ山路大野大津はるちゃんの姿が見えた。徒歩で法政へ。学館入口には「マジキック祭」の大きな立て看板があった。楽屋の鍵をもらいにホールへ行くと、鯉淵君が準備をしていた。まだ誰も来ていない感じだったので、リハの時間まで楽屋で楽器の準備をしたり簡単な打ち合わせを始めたりする。小野崎さんとおこめちゃんが来てくれて、バンジョーをお借りする。0:00からチェックとリハーサル。取り敢えず最大の懸案事項だったマイクのセッティングを鯉淵君とスタッフの方々があれこれ悩みながらやってくれて、カオス状態となる。やっている途中で関さんが到着。ステージ下には阿佐美さんも居た。関さんから無事ギターをお借りできた。15分ぐらいは時間があったので、「ケーキ」「赤い車」、関さん、大内さん、おこめちゃんを交えた「家」など練習。中音は全てのバランスが遠くばらけて狂っているような気がして、終わってからも不安でしょうがない。体が二つあれば、外音を聴きながらリハするのに、と思う。リハ終了後に皆で学食へ行くことになる。阿佐美さんは今日は仕事が入ってしまったので不参加ということに。メンバーの宿泊の事など、いろいろ気を遣ってくれた。学食では7月に来た時に「今度来たら食べよう」と思っていたカレーに挑戦。まあ、何というか普通だった。でも安い。山路さんと大野さんは何処か別の所へ行って食べていたらしい。楽屋に戻って、また大津さんやはるちゃんの練習を聴きながらダラダラと時を過ごす。マジキック組も到着し、開場に向けて雰囲気が慌ただしくなる。植野さんが、ちょっとした時間の合間に大阪のBunさんを紹介してくれたので、わわわーっとなりながら握手してもらう。居るだけでものすごいオーラを感じ、楽屋に引っ込んでから「いいですね、凄いですね」と感想を述べる。開場予定時間の3:00になり、ナツとホールで始まるのを待つ。15分押しで客入れ&Bunさん植野さんのセット演奏開始。植野さんのギターの音と、相馬さんとBlack_BathのVJ、工藤さんのPCによるナレーションが一気に流れ出して、ホール全体が奈落の底のような恐ろしい空間となる。そこへBunさんのボイスが入ると、あれだけ電力を使ったセットなのに俄然、演奏全体が官能的な、肉感的な様相を帯びてきて感動。マジキックのパブリックイメージとは隔たりがあったかもしれないけど、あれこそ、マジキックの毛先の本当の尖端の部分が触れたところで発生したパフォーマンスだと思った。セッションには途中からさやさんも入り、予定時間を過ぎてもどんどん続いていく。その頃、楽屋では小林さんがひとり、「家」のトランペットの練習をしていた。時間が迫ってきて緊張しているせいか、僕はひどい下痢。ライブの時はいつもこうだけど、今回は格別だ。4:30を回っていたと思うが、テニスが始まる。客席に戻って観ていたら、前の方の席に座っている悦子さんとカントさんが見えた。テニスはさやさんのアコギの弾き語りのような状態から始まって、最初の声が出た瞬間に、Bunさんのセットと連動している新たな深い裂け目が見えたように思えて、鳥肌が立った。今日のイベントは皆、こういう感じなんだと思うと、そんな中でyumboの音が通用するんだろうかと、いっそう不安になってくる。さやさんの半即興的な曲の流れに、ベースのしのっぺんと植野さんが寄り添って行ったり探ったりしながら大きな流れを作っていく。お馴染みの曲はひとつも無かったが、ドラムレスで3つの楽器が丁寧に音や声を置いていくようなスタイルは非常にアクティブで過激だったし、ある意味Bunさんと植野さんが切り開いてみせた深い裂け目の、さらに底の方まで連れて行かれたような太い感覚があった。充足の拍手。カントさんと悦子さんにチラッと挨拶するが、出番前なので意識が渾沌としている。今日はライブがあったらしく、二人は楽器を持って来ていた。yumboの出番が近いので楽屋に戻ろうとしたら、ホールの出口に工藤さんが居た。今日のセットリストが欲しいというので一緒に楽屋へ。演歌の花道のような曲紹介の文句を皆に披露してくれた工藤さんは上機嫌に見えた。ドタバタしている合間にも佳津子さん、モモさんも登場して、緊張よりも歓びが上回ってくる。さやさん達が引き揚げてきたのでステージへセッティングに行くと、並木さんのNSDがガンガン演奏していた。ライブは初めてだというが、並木さんの音楽に対する信念が堂々と現れている強い音だったと思う。尤も、僕は自分の演奏前で全く余裕が無かったけど。そして遂にyumboの時間となり、工藤さんのMCが流れ、観念して1曲目「朝の歌」の合図を出す。マヘルを模倣したサウンドスケープから始まり、僕のピアノ、大野さんの歌、サウンドスケープで終わる構成に直して良かった。大野さんは練習で一度はうまく歌えたが本番の出だしだったせいか、やはり問題の箇所で音程を外す。そのせいで緊張が高まるかなと心配したが、それは杞憂であった。2曲目「星の間」は、出だしで大津さんのギターが全く出ていなかったので驚き、PAの人に直訴。曲の途中で音は入ったが、最初からやり直すべきだったかもしれない。エンディングの山路さんのラウンジっぽい音がイメージ通りうまく出たのでいちおう満足とする。3曲目「赤い車」では、急遽変更して僕がベースを弾く。リハで試した床の音は、大野さんはよっぽど嫌だったのか、本番でも僕があれをやると途端に声がかすれてしまう。でも僕にはそれが面白い。間奏では今朝思いついた通り、マヘルの「わたしは駐車場」をメガホンで歌ったが、誰にも意味が分からなかったかもしれない。4曲目は初演となる「ケーキ」。最も今回練習した甲斐あって、致命的な失敗が無かったのがせめてもの救いか。僕は一ケ所、歌詞が飛びそうになって冷や汗が出た。大津さんのソロは成功。5曲目は「九月の歌」。イントロの僕のヴァイオリンがあまりにも音を外したせいか、大津さんが吃驚して止まってしまったのは可笑しかった。思わず「どうしましたか」と訊いてしまった。どうもこうもないな、と後で思ったが。この曲はいつも通り、大野さんの歌さえ出ればもうあとはOK。コーラスのカットや、ナツをリコーダーに変えたのは正解だった。6曲目はあまり練習していない「味方」。コードチェンジのポイントにおけるはるちゃんと大津さんのコンビネーションが失敗しなかったのと、ナツが実に丁寧にソロを吹いてくれたのと、山路さんがホール仕様で叩いてくれたのが効を奏した。間奏の大野さんのボイスは、本番前に言ったのが効いたらしく拍手が来るぐらいの勢いだった。7曲目は一番不安だった「嘘のDNA」。リラックスしかかっていたのにここでまた極度の緊張に襲われ、大野さんのパートでのギターを間違ってしまった。これはセットから外しても良かったかな。8曲目は「家」。コーラスにおこめちゃん、佳津子さん、モモさん、さやさん。工藤さんは案の定まともにステージに上がらず、PCボイスで参加。バンジョーに大内さん、ペットに小林さん、ギターに関さんが参加。14人の大所帯となる。リハの時はトイドラムの外音が小さい気がして不安だったが、本番はもう勢いで演奏。コーラスとギターの返しが弱く、全体にどうなのかよく分からなかったが、皆でやっている楽しさは大きかった。ラストは最近の恒例となっている「電波」。いつの間にかバンジョーのチューニングが狂っていて慌てたが、逆にバンジョーを単音で、ベースに支えられてやる感じはシンプルで面白いと思った。これは歌い慣れているので楽にいけた。全曲が終了し、拍手と歓声をもらって力がダーッと抜けた。演奏が終わって引き揚げているドタバタの中で、色々な人に声をかけられる。楽屋に引き揚げてからも、原さんやタミオーさんが来て感想を聞かせて下さった。なんだかよく分からないがその後は皆何処かへ居なくなって、楽屋で一人でボーッと脱力。ユダヤジャズを観ようと思いホールへ戻ると、既に久下さんのkkkoになっていた。さっちんを見つけたので、ちょっと話し、しばらく一緒に座って観る。パフォーマンス的に面白いと思ったので、ステージの近くまで寄って観たり、舞台袖から久下さんが叩く様子を観たりしてしきりに感心する。yumboのあとにこういう重量感のある即興が入るのは、いいバランスだなと思った。そしてトリのプカプカ。直前になって植野さんから「澁谷さんも」と声をかけられ、ピアノを弾かせてもらうことにする。ナツもホルンで参加。7月のDeSeOの時と同じで、グワ-と大勢の人の音に埋もれて何だか分からなくなるが、その熱狂状態がまた、プカプカの楽しさでもある。特に今回は植野さんの歌のある新曲が中心だったので、「うーん、いい曲だなあ」と聴きながら弾く。メンバーで僕が確認できたのは植野さん、さやさん、相馬さん、タミオーさん、斉藤さん、遠藤さん、原さん、ヨシノさん、ゆうやさん、大谷さん、山崎さん、GLOPTIN、小野崎さんなど。他にも居た筈。ラストはプカプカの真髄「フリーボーイ、フリーガール」で、これは本当に面白かった。僕もミシャ・マナーのピアノを弾いたが、果たしてちゃんと聴こえていただろうか。9:30ぐらいに全て終了。皆でお疲れさまと言い合い、バタバタと帰り支度をする。楽屋にontonsonの南波さん吉本さんが来てyumboの感想を聞かせてもらったりした。大野さんが薬を失くしたというのでホールへ探しに行ったら、ちょうど竹下さんと河野さんが居たので少し話す。河野さんとは初対面。互いのバンドの事についてあれこれ。楽屋で植野さんからギャラを受け取る。山根さんが来ていたというので探しに行き、ホール入口の階段で荒尾ちゃんと一緒に居るところで発見。再会を歓ぶ。外で皆にギャラ分配。関さんの車に楽器を積ませてもらう。山路さんと大津さんはホテルを取っているのでそこで別れる。植野さんはこれから六本木のイベントでサックスを吹くという。電車で帰る組でぞろぞろと法政から去る。駅へ行く途中で久下さんの車が止まって、「4人ぐらいなら乗せていける」というので、さやさん、ナツ、大野さん、はるちゃんが乗せてもらうことにし、男性陣は電車で帰ることにする。道中、相馬さんと音楽聴きの歴史みたいな話になり、妙に盛り上がる。相馬さんは年が近いので、ベストヒットUSAとかMTVとか、体験している道に共通項がたくさんある。花小金井に着いて、駅のそばの松屋で食事。牛めし定食。徒歩でマジキックへ。もう皆帰って来ていて、関さんも楽器を降ろして休んでいた。ナツ、さやさん、関さん、相馬さん、大野さんでしばし歓談。はるちゃんは先に寝てしまった。相馬さんは3:00頃に撮影のため遠藤さんと出かけ、大野さんも寝てしまい、しまいには僕もダウン。植野さんの布団を借りて就寝した。





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最終更新日  2003年10月29日 05時47分58秒