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碁法の谷の庵にて

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2020年02月17日
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カテゴリ:囲碁~碁界一般編
来週日曜日、日本棋院でジャンボ囲碁大会です。
 私も一応出場予定になっています。

 それはいいのですが、ちょうど、今コロナウイルスの蔓延が大きな問題になっています。
 国から不要不急の集まりをなるべく自粛するよう呼びかけがなされることとなりました。
 棋士の手合や碁会所経営者が碁会所を開店するうちはともかく、アマチュア大会であるジャンボ大会は基本的に不要不急の外出だろうと考えざるを得ないように思います。

 ジャンボ大会の場合、何百人もの出場者が一堂に会します
 しかも対局中何時間も向かい合ってじっとする上、狭い建物の中で皆で弁当を食べることまで一緒にすることが想定されています。
 コロナウイルスの感染経路は未だ不明のようですが、一般のイベントよりかなり感染の危険が高いものと考えざるを得ません。

 高齢者や未成年者、場合によっては小学生くらいの年代で感染した場合に危険性が高いと思われる年代の出場者も結構多い大会です。
 特に未成年者の場合は事態の危険性への理解が難しかったり、大人との混成チーム(囲碁教室系チームだといくつかある)では遠慮して「行かない」と言い出しにくいでしょう。

 アマチュア個人戦からはとっくに引退しているが昔の仲間と会えるジャンボ大会だけ出ている、という人も何人か知っています(学生タイトルクラスの実力だったりする)。
 そう言う人たちにとっては欠場は決断力がいるものです。
 また個人戦なら自分一人だけ我慢すればいいですがジャンボ大会の場合団体戦ということもあり、欠席がチームに及ぼす影響を考えてある程度なら体調不良さえも押して出場する人たちもどうしても出てしまうと思われます。
 

 国からも呼びかけられる状況に至った以上、ジャンボ大会の延期ないしは中止を日本棋院側で断行することも視野に入れるべきであると思います。
 「団体戦」という性質、さらに未成年者が多いなど個々人の自己判断に任せることが難しい状況下。
 楽しみにしている人や何とか当日の予定を開けるために苦心した人もいて、葛藤も多かろうと思います。
 チーム全員が「出ます!」と言ったら私も心が弱いので出てしまうと思います。
 
 棋院の決断が出ないのであれば各団体の幹事の皆さんが同様の決断をせざるを得ないでしょう。
 非常にしんどい決断になることと思いますが、事態を踏まえ、勇断を示されることを望みます。
 チームの皆さんから白い目で見られても、私はその決断を評価致します。





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最終更新日  2020年02月17日 10時55分45秒
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