文法から学べる イタリア語
京藤好男 ナツメ社ポイント部分の赤字解説や図解など、わかりやすく工夫された「文法解説」。問題数が豊富で、初心者のトレーニングに最適な「練習問題」。学習した文法事項を応用し、重要単語も効率よく盛り込んだ「会話例」。
文法がほぼ全て解説されたイタリア語の本を初めて買ってみました。まずは全体を把握しようと思い、練習問題はやらず、動詞の活用も覚えず、一通り最後まで読むだけ読んでみました。一応、イタリア語の文法がどんな感じか、大体つかめたと思います。
“イタリア語”ではなく“この本”についての印象ですが、色使いがほとんど赤色なので、あと一色、青か緑などを使った方が良いと思いました。内容的にはまとまっていて簡潔で、それはそれで良いのですが、些かアッサリしている印象を受けました。色彩に変化が無いのでそう感じたのかもしれません。
先日読んだ『はじめてのイタリア語』(講談社現代新書)に続き、この本でも誤植がいくつかありました。
203ページ portalo!のルビがプレンディロ
204ページ Andiamocene!のルビがアンディアーモチェロ
206ページ puntualeのルビがプエントゥアーレ
209ページ uscireiのルビがウッシーレ
214ページ siateのルビがスァーテ
216ページ temeのルビがテーマ
こうして見ると、ルビの間違いばかりですね。スペル自体の間違いも、もしかしたらあるのかもしれませんが、まだイタリア語初心者なので特に気付きませんでした。スペルは重要なので、間違いは無いことを祈るばかりです。
★★★★★★★☆☆☆
文法から学べる イタリア語