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カテゴリ:読書日記
「見なれた町に風が吹く」(山田太一・中央公論社)
香子(コウコ・37才)。商社の営業でバリバリ仕事をこなすも、体調を崩し総務部へ。ありふれた日常を送る。ふと新宿にあるカルチャースクールで「映画監督列伝」という講座を受けることに。 そこでプロデューサー協会会員の中川と出会うところから話はおもしろくなっていく。 その後、香子は映画製作に携わり日頃接する機会のない様々な人と関わりを持つことに。 近頃「熱くなる」事の出来ない人たちにおすすめ。 「婦人公論」で連載されていたので30,40代の女性の方が読んだ方がいいかも。 じわーっとだけど何かしてみたい、しなくちゃいけない。そんな気持ちにさせてくれる一冊だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.06 15:14:30
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