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いい星つくろう

2019/04/21
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大気中の二酸化炭素濃度が案に相違して、減るどころか却って大幅に増えていた事実が確定し、アメリカを除く世界中の国々が、京都議定書を遵守していたにも関わらず、温室効果ガスを着実に増やし続けていた、とする結果が先般漸く定った。既存の環境対策に実効が悉く不在であった、というその事実を承知していながら、誰一人その原因を探ろうとしたこともない。そのために効果不在の環境対策を、未だに続けていなければならなくなり、大量の資本と無駄な時間とを徒に積み上げ、気候変動リスクを自らの手で大きく高めている。それというのも交流電流に関する基礎的な知識が、世界中の知識階級に備わっていなかったからなのだ。交流電流を成り立たせているその意味を、きちんと理解することができていたのであれば、火力発電所で燃やしている地下資源を減らさない限り、温室効果ガスの大量生産は止まらない、ということくらいよく分かっていた筈であるからだ。だが、誰も交流電流の意味について、一度も正しく語ったことがない。そのために国連の環境部会の全員が、壮大な錯語に陥ってしまったのである。

 

 知らない事を「知らない」とどうして言えなかったのか、それがとても不思議でならない。電力業界が一貫した秘密主義で覆われているにせよ、調査することくらい不可能ではなかった筈だ。要するに調査能力も失っていた、ということになる実にお粗末な経過が、こうしてここに残されたと断じざるを得ない。交流電流を成り立たせている周波数についても、その意味を理解していなかった。周波数が発電機の回転数で与えられるものであることを知っていさえすれば、再生可能エネルギーをどれほど多く増やしたところで、温室効果ガスの濃度は1グラムたりとも減らせない、という事実を察知する程度のことは容易であった。問題点を指摘することを知識階級がこぞって避けていた、ということが温室効果ガスの濃度上昇を、加速させてしまうこととなったのである。

 

 再生可能エネルギーの設置導入を積極的に急ごうとしたために、個人で購入した太陽電池システムへの投資回収を、電力会社が支援するという制度にしたことにより、すっかり温暖化を止めた気分で過ごしていた。ところが京都議定書を遵守していたその二十年間で、CO2の濃度が一貫して増加し続けていたことが、このほどついに判明したのだった。つまり、これまで実施されていた環境投資の一切が、有効性を発揮しないまま無駄な投資を延々と積み重ねていた、という現実と遭遇してしまうこととなったのである。この事態がパリ協定の批准成立を急がせて、有効解を特定することができないままに、削減比率のみを最大化することによって、温暖化の防遏に務めているよう見せかけていた、ということを世界中に伝えてしまったのである。

 

火力発電に代わる良質な電源系を確保するための手段を、特定することができない状態を放置し、排出量だけをゼロ%と定めはしたものの、どのような方法を用いるのかについては、当面白紙とすることによって、削減比率だけを100%と定めることしかできなくなっている。交流電流がインフラ基盤を成り立たせているものである以上、火力発電と原子力発電などの円運動方式の電源から、あらゆる国の電力基盤が離脱できなくなっている。磁場変化が量的に大きい交流電源でなければ、起電力を高めることができないため、発電効率を低下させてしまうからである。発電効率が高くなければ、地下資源の消費効率は劣化して、エネルギーコストを高めてしまう結果を招く。

 

送電過程で発生する電気抵抗による熱損は、電圧レベルが低ければ低い程損失成分をより高める。高圧化するというのは、長距離送電する場合の鉄則なのだ。電流損失を減らすためには、電圧を高める必要があるからなのだ。電力が電流と電圧の積で成り立っているものであるからこそ、電圧を高めると電流値は低下して小さくなる。電流損失を高圧化することで減らしてやれば、電気エネルギーを無駄なく使うことが可能になる。この事情が交流の高圧送電を世界中で実施させ、火力発電所の燃焼炉で燃やす地下資源の量を、常時一定の割合に保たせているその理由。火力発電所に依存している限り、大気中の温室効果ガスの濃度は、着実に増え続けることとなり、決して減るようなことはおきない。

 優れた発電装置を開発することができたとしても、エネルギーコストが高くなってしまったのでは、有効需要を生み出す能力を引き出せない。新電源開発実施の要諦は、ここにある。それが可能になったとき、世界は大きく変わるだろう。その主役を務める国がどこになるのか、という決定権は開発者の所属先が決めること。文明の未来は、その段階で自動的に定まる。







最終更新日  2019/04/21 04:26:45 PM
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