|
テーマ:プレママ頑張れ!(110)
カテゴリ:カテゴリ未分類
授乳・母乳・人工乳について②①に続いて書いていきます。 人工乳(乳児用調製粉乳)についてもし人工乳を使用するとなればいったいどれをあげればいいのだろう。 医学的にと思いましたが、日本の人工乳(正確には乳児用調製粉乳)は健康増進法で規定があり、根本的に大きな違いは無いようです。 ミルクの作り方も「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」(厚生労働省HP、和訳あり)がWHOから提唱されており、意見を挟む余地はなさそうです。 調べているとオーガニックをやたら推しているものも見ますが、人工乳のオーガニックについてはメリット、デメリットともよくわかりませんでした。 野菜などはオーガニック(無農薬)で虫害にあうとアレルゲンたんぱく質が増える(アレルギー症状が出現しやすくなるかも)などデメリットがあるかもしれないものもあるので、闇雲に信じず調べてみてからのほうが良いと思います。どっちもどっちな気がしますが (Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry Volume 82, 2018など) ただ、2018年8月に液体ミルクの販売が解禁(消費者庁HP)されたため、さらに商品種類が増加しそうです。 液体ミルクは単価は高いものの清潔に使い捨てできるので、被災地への支援や外出などの幅が大きく広がりそうです。 そもそも医学的なエビデンスがあるようなことは僕が調べるまでもなく企業も取り入れるよね。コストと利益の兼ね合いもあるだろうけど。 粉ミルク製品日本では大きく6つのメーカーから販売されています。成分比較とか集めようかと思いましたが、比較したところで医学的な差は言及できそうにないのでやめました。 amazonから画像借りてこようとしたらダメだったので、画像クリックすると楽天市場の商品に飛びます 明治「ほほえみ」 キューブタイプがあってちょっと清潔で持ち運びが便利なのかな? 森永「はぐくみ」 スティックタイプあり。 雪印メグミルク「ぴゅあ」 一番の特徴はお安い!スティックタイプもある。 なんか今更だけど雪印が吸収されたってなかなかイメージ湧かない。 ビーンスターク・スノー(雪印ビーンスターク)「すこやか」 現時点では雪印メグミルクと同じ系列社になる。雪印乳業と製薬会社の大塚製薬の共同開発。甘さがひかえめらしい。 こちらもスティックタイプあり アイクレオ「アイクレオのバランスミルク」 江崎グリコの系列。飲むと大阪のグリコ看板みたいな子が育つ(嘘) スティックタイプあり 和光堂「はいはい」 スティックタイプあり。比較的最近に事件が。 海外事情それぞれの国でそれぞれの国の会社がいろいろな製品をだしているようです。 やっぱり、鉄板の粉ミルクってのは無いのでしょうね。 中国の人は10年前の事件の影響で中国産の粉ミルク買わないそうですよ。 海外ではすでに発売されている液体ミルクは単価は高いものの、外出先で清潔に赤ちゃんにミルクを与えるという点でかなり便利そうです。 ただいろいろ調べて気になったのがヒト乳オリゴ糖(HMOs)というもの。医療文献を調べる時に使うPubMedで検索(pubmedリンク)してもなかなかの数がHitし、ものによって炎症を抑えたり、免疫の強化に役立つんじゃないかという論文もでてました。 ↑海外amazonへのリンク。購入不可。 アメリカのトップセールスの一つのsimilacという会社のHMOs(2’-FL)を添付したもの。 日本だと上述の健康増進法で購入はできなさそう。 まとめ日本における人工乳はどれを選んでも大きな差はなさそうです。「溶けやすい」とか「オリゴ糖プラス」とか素敵なワードとともにお値段もあがるようです。今のところ好みで良いかと思います。 しいて自分が選ぶなら、身近に知り合いがいる大塚製薬が関わっているビーンスタークでしょうか? ちなみに雪印メグミルクの「ぴゅあ」も雪印ビーンスタークからの流れらしいです。安いから「ぴゅあ」でもいいかも。浮いたお金で、DHAとかよくおすすめされているような、気になる栄養を付加してもいいのかなぁ。 全然医学関係ないな、これ! Σ( ̄□ ̄;) 念のため、そしておそらく男性目線の意見だと思うのですがこのページを読んで、「もっともっと子供に良いもの!」「海外から取り寄せよう!」など思う場合は、オルトレキシアについて一度、見てみてもいいかもしれません。プレママは比較的なりやすいようです。 授乳の回数とかもあったのですが長くなったので次回も授乳③。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.09.30 00:00:41
コメント(0) | コメントを書く |
|