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飯島多紀哉の七転び八転がり

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2018.12.20
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カテゴリ:ゲーム
ちょっと前回のブログで誤解をさせてしまったら困るのだが、
制作を途中で辞める気は皆無なので心配しないでいただきたい。

実際のところswitchで作品を作る予定はもう何カ月も前から進めていたことだし、
ゲームを作っていたらスタッフの入れ替わりとか日常茶飯事だからね。
switch版の送り犬だって、発表から発売までかなりの時間を要したでしょ?

小学怖は絵師さんの変更に伴い制作の時間がずれ込んでしまうが、
2008と月下美人は予定通り制作していくよ。

昨日も書いたけれど2008や小学怖は発売時に売れないことは予測していたし、
それで制作を途中で辞めるつもりもない。
ダウンロード専用ということと、
複数巻に別れるということはそれだけ売れないということだ。
作り続けることが結果につながると僕は信じている。
ただ、mg子も海凪もゲーム制作は初めても同然だから、やっぱり色々なことを考える。
わかっていても現実を直視すると考えなくてもいいことも考えてしまう。
特に思い入れが強ければ強いほど、売れないのは自分の責任だ、
もっと頑張らなければいけないと思う気持ちも強い。
だから、無理をしてでもより良いものを作ろうと目指す。

mg子と海凪は、2008のvol.1を制作しているとき、
マスターアップの数時間前まで新しい一枚絵や表情差分を増やし続け、
少しでもより良いものを作ろうと必死だった。
逆に僕は、変な話だが良くも悪くも経験を積んでいるため、
スケジュール的にこのレベルをクリアしていれば十分にオッケーと思えてしまう。
その辺は会社を何十年も切り盛りしているから、
利益優先的なものの見方をしてしまう。

だから、もっと良いものを作りたいという葛藤と闘うわけだし、
最悪切り捨てなければならない状況の時にはばっさりカットする。
特に今回、三カ月連続で新作を出すと言うだけではなく、
月下美人はパッケージ版をコミケで出さなければならないという予定だったから、
実質2008を仕上げてから約三週間でマスターアップを迎える必要があった。

だから、僕からすればスケジュール的には十分な仕上がりだと判断しても、
もっと作り込みたいという思いが他のスタッフにあって当然だろう。
それで売れなければ自分たちの力が足りないからだと感じてしまうのかもしれない。

もし誤解を生んだのであれば否定しておくが、
小学怖の絵師さんが卒業するのは金銭的なトラブルではない。
約束された賃金は全て予定通り支払っていたし、今後も払う予定だった。
もちろん絵師さんも、やるべきことはきちんとやってくれた。
そして例え売れ行きがゼロだったとしても、
スタッフ数名分の一年やそこらの給料を支払う蓄えぐらい持っている。
それ以外にもまとまった蓄えもあるし、それをどこで幾ら注ぎ込むかは、
きちんと考えている。


今まで何度も言ってきたことだが、僕は一度も会社を潰したことはない。
パンドラボックスの前身のブレイングレイやライトスタッフは
僕が退社した後になくなった会社だ。
パンドラボックスに至っては、とある理由により自ら会社を畳ませていただいた。
その本当の理由は墓まで持っていこうと思っているが、会社は倒産していない。
現在のシャノンはもちろんまだ健在だし、
然るべきときにはナナコロではなくシャノンが前面に出ていく。

僕はスタッフと対立すると自ら身を引くようにしていた。
自分から会社を去るようにしていたが、
それは逆に甘えであり弱さだと年を取ってから気づかされた。
本来ならば、相手を追い出すべきだったのかもしれない。
まあ、この辺の話は長くなるからいずれの機会にさせていただくが、
とにかくゲームを制作していれば予想外のことがたくさん起きる。
子供とゴルフをしていても、
実は考えもしていなかったことの連続で常に臨機応変な対応を求められるものだ。
人生はチャレンジャーとして生きていれば、常に荒波で揉まれるということである。
だから、いくつもの手札を持っているし、切り札だって一枚ではない。

今回、2008と月下美人を作り、もっと満足できる状態で作品を出したいと
mg子や海凪は感じたと思う。
僕としてはこれで十分だと感じても、
夢多き若きクリエイターはもっといろいろと冒険したいのだと思う。
特にmg子はキャラクター関連のグラフィックは
すべて自分が描きたいと強く思うタイプのクリエイターなので、
本当に丁寧な仕事をするし、考え抜いて仕上げていく。
もっともっと時間をあげたい。

本来は2008の絵師さんは別の人間が担当する予定だったが、
これもまたいろいろあってmg子が二作品を担当することになってしまった。
大変ありがたい話だったが、これはかなり厳しいスケジュールを伴うし、
だからこそ出来る範囲で調整してもらってよかった。
でも、描いてくれるのである。
それほど彼女は学校であった怖い話という作品を愛しているのだ。
だから、少しでも時間を掛けて練り込んでくれるのである。
そして僕の期待以上のキャラクター数を仕上げ、さらに頑張ってくれた。


というわけで、彼女にはもっと余裕を持った制作時間を用意したいと思う。
数作品一緒に仕事をして、ゆとりを持って仕上げてもらったほうが、
良い作品を仕上げるタイプだと判断した。
というわけで、その間に別の作品を制作していることを発表したわけだ。

ナナコロが同人作品として月下美人の第一巻の次回作として発売する謎の作品や、
switchで制作する2タイトルを発表したのは、そういうわけがある。
変な話だが、僕が死なない限り切り札はいくつも持っている。
最悪、長期入院してもなんとかできるような案件も用意してある。
しかし、そうならないように実は一切の間食を止めた。
子供がゴルフをするようになってタバコを吸わなくなったように、
世界大会で結果を出すためにアルコール断ちしたように、
よく食べていたお菓子類を全く食べなくなった。
伝わりにくいかもしれないが、
これは自分が如何に精魂を込めて制作しているかの現れなのである。
だって、病気になりたくないし、入院してスタッフに迷惑かけたくないもの。


とりあえずは会社を回していくという現実と向き合いながら、
スケジュールや作品のコンセプトも、一人一人の意見を伺いつつ
進めて行ければ良いと思っている。
なかなかそうはいかないのが現実の辛いところなのだが、
少しでも理想を現実に近づけたい。

だから、新たな小学怖とswitch和風ファンタジーと洋風ファンタジーは
絵師さんのスケジュールを調整しながら
決められた予算内の範囲でうまく話し合えればと思っている。
そのため、急いでいない。

とにかく僕は一作一作を全力投球で臨んでいる。
それは、最近の作品を遊んでくれた人には伝わるはずだ。

これから作る作品もすべて全力投球するつもりだ。
ただ、いろいろな考え方のスタッフがいるので、それをきちんと調整していかないとね。
月下美人や2008の続きも予定通り制作するし、switchの新作やその他の作品も
楽しみにしてもらいたい。

いろいろ出すので、期待して待っててください。






最終更新日  2018.12.20 23:05:46
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