2011/07/03(日)22:45
「白夜行」東野圭吾
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。
被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂
暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、
全く別々の道を歩んで行く。
二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。
だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。
息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。
心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。
昔、綾瀬はるかと山田孝之のドラマ版を見てハマっていました。
昔は映像を観て、本を読むという
発想(習慣?)がなぜかなかった。
最近、堀北真希と高良健吾で映画化されて、気になっていたら
本好きの同僚の一押し!って事で読んでみました。
初めは伏線はりまくりで登場人物も多く
次々に出てくる人たちに、誰だっけ?誰?と思ったらNEWキャラ
と、忙しい感じでしたが、東野圭吾の中ではコレが一番面白かったかも。
長編なので読み応えもあった。
結局、二人の事はわからないまま・・・
近づきたい!でも誰も近づけない。
次は「幻夜」かなー