2014/02/11(火)22:43
「風立ちぬ」宮崎駿 監督
大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、
世間は閉塞感に覆われていた。
航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、
いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。
関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子とある日再会。
二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう。
ラブストーリーとして観る人もいるようですが、
モノづくりのあり方、原点について考えさせられました。
トトロみたいな不思議な生き物も出てこないし
ファンタジー要素は夢の中?くらいなので
お子様にはちょっと難しいのかな?
隣に座っていた子供はつまらなそうにしていました。
一生懸命作って、一機も帰って来ないって
笑っていた二郎が悲しすぎる。
矛盾を感じながらも、良い飛行機を作ろうとする姿は職人でカッコ良かった。
同期もライバルだ!って上司の黒川さんが言っていたけれど
本庄も素敵な人でしたー。
俺にもそれ使わせろよ。お前が使ったらなとか。
喫煙シーンが問題になっていたけど
さすがに病んでる嫁の隣でタバコ吸っちゃう姿には呆れた。
でも昔は職場でタバコはあたり前だったんだよねぇ。禁煙の世の中で良かった。