菅原別館 その2

夕食までお部屋で過ごしていました。
前もって用意してきたDr.コパの干支の午の置物と未の置物のおみやげを置き、
盛岡市内で購入した折り紙で私が馬を折り、
主人はけんだまをして座敷わらし君たちと遊んでいるつもりをしていました。

私たちは霊能力がないから、きっと見えないだろうと思って、
カメラとデジカメを持って行きまでした。
やっぱりなかなか写らないなぁ・・・と思っていたのですが、
帰ってからデジカメ画像を見たら、すでにこのときから霊光(オーブ)が
いくつか写っていて遊びにきてくれていたんだ!と嬉しくなりました。

また、主人が携帯でムービー写メールを撮ったら、座敷わらしの声としか考え
られない音が録音されていました。
静かな部屋でムービー写メールで撮っているから、二人とも黙っていたのです。
が!!

「おっちゃーん・・・」

と声が入っているのです。
他に誰もいないし、私たちの声ではないし・・・
これは、座敷わらしの声?!
うーん・・・

 夕食時には、若女将さんが親切にテレビ放映時のビデオを食堂のテレビで見せて下さいました。
また、その後に毎月菅原別館さんに来て座敷わらし達の写真やビデオを撮っている人たちのビデオも見せてもらいました。
その時、私のそばを光がヒュッと飛んで壁に吸い込まれていきました。
「えぇー!見えたぁ?!」

若女将さんがおっしゃるには「自分たちのことを話題にしてるから嬉しいらしい」とのことでした。
また、若女将さんは「わらし君」と呼んでいて、かわいい感じがするので私たちも
わらし君と呼ぶことにしました。

その常連さんたちのビデオもすごいもので二人で驚きながら見ていました。
あとで部屋にもどってから経験することになるとは知らず・・・

食事のあと部屋に戻るときに階段をデジカメで撮ったら、大きなオーブが写って驚きました。
オーブはその中に模様のようなものが見えて不思議な感じでした。

かいだん

そのあとお風呂に入ってから、部屋にもどりました。

 部屋でデジカメを写すとあちこちに大中小のオーブが乱れ飛んでおり、
デジカメのモニターを通すと実際に飛んでいく様子を見ることができました。

その現象に興奮していたにもかかわらず、どうもわらし君達に寝かされてしまったようです。
まだ9時だというのに・・・

 そしてどういうわけか午前1時頃に二人して目を覚ましました。起こされたようなのですが・・・

そして先ほど以上の乱舞状態を見せてくれました。
まるで天井が天の川のようでした。

菅原別館

天井だけでなく、壁にもありとあらゆるところにひゅーっと飛んでいき
すいこまれていきます。
そんなこんなで夢中になって写していたのですが、
また寝かされていました。

気がつくともう朝で、起きようと思ったら、足の裏をつんつんと突っつく感じがしました。

私は冷え性なので靴下をはいていたのですが、素足につんつんされた感じなのです。

あれー?おかしいなぁと体の向きを変えようとしたら
金縛りになって体が動かなくなりました。
「え?え?」と思っていたら目覚まし時計が鳴って体が動くようになりました。

今のはひょっとして座敷わらし?でも、朝だし、明るいし・・・



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