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いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

「いいこと探検家」の由来

実は「いいこと探検家」という名前自体が、「いいことは
探検しなければ見つからないくらい少ない」ということを
物語っています。

でも実際には、世の中は「いいこと」で溢れかえっている
はずです。

いつの日か「いいこと探検」という名前が無意味になる
ことを夢見ています。


以下は、2004年6月1日(楽天デビューの日)に書いた
ブログです。

私自身が「初心」を思い出すためにフリーページの最初に
持ってきていますが、もし宜しければお読みいただければ
幸いです。



2004.06.01

「いいこと探しの旅」のスタートです!


皆さん、はじめまして。「いいこと探検家」です。

お日柄もよろしいようで、
今日から「いいこと探しの旅」に出ます。

出発するに当たり、旅の目的についてお話ししましょう。

事件や問題が起こると、私たちは「何が原因だろうか?」
と考えます。

たとえば「17歳の少年犯罪」が相次ぐと、
「また17歳だ」「どうして17歳なのか」
「どうしてそうなるのだ」
という記事が新聞紙面を賑わせます。

識者が登場し、「教育が問題だ」「小さい頃の生育環境が
悪いのだ」「彼ら(彼女ら)は寂しいのだ」と紋切り型の
解説を行います。

しかし、いつのまにか世間から忘れ去られ、
問題はうやむやになります。いつもこの繰り返しです。

これでは、いつまでたっても問題が解決しません。
それどころかますます複雑化していくでしょう。

いったいどうすればいいのでしょうか?

私は、世の中の風潮が「悪いこと探し」に偏りすぎている
ことが問題解決を難しくしている要因のひとつだと思って
います。

世の中は中庸にできています。

だから、極悪の犯罪者が存在するということは、
その対極に必ず「聖人のような素晴らしい人」も
必ず存在しているはずです。

今の世の中には「どうしてこんな素晴らしい17歳が存在
するのか」という「いいこと(いいところ)探し」の視点
が著しく欠けているように思います。

もちろん原因をつかむのも大切です。
しかし、それだけではあまりにもバランスが悪すぎます。

「悪いこと探し」と「いいこと探し」。
どちらがより精神的に楽しいか、どちらがよりハッピーか
言うまでもありません。

とは言うものの、脳天気で、超楽天主義だと
おっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、今はあまりにも偏りすぎていますから、
脳天気で超楽観主義の人が少しぐらい増えた方が
よいのではないでしょうか?

「何が原因か」「何が悪かったのか」を追求することは
とても大切ですが、
せめてその努力と同じくらいのエネルギーを注いで、
「いいこと探し」をしたいと思うのです。


人間は「良いところよりも悪いところに目が向きやすい」
「有るときには気づかず、失って初めてその価値に気づく」
という傾向があるようです。

そういう意味で、この旅は私自身の「視点革命」とも
言えます。

いいことを見つけた時、
どんどんこの日記に書き込んでいきたいと思います。

不定期になりますが、よろしくおつきあいくださいね。


早速ですが、昨日の話です。
次の文から文体を「である体に」変えます。


先週末から東京方面で講演ツアーがあり、
その帰りのこと。

売店でコーヒーとバームクーヘンを買い、
のぞみに乗り込んだ。
レジ袋に入っていたウェットティッシュで
手を拭き、汗びっしょりの顔を拭いた。
そしてバームクーヘンにかぶりつく。
ちょうど3時。空腹だっただけにやけに美味しい。
一気に食べ終わった。

べとつく手を拭こうとして、さっきのティッシュを
探したが見あたらない。
レジ袋に入れたかも・・・・と思い、中を見た。
見あたらない・・・・が、何とウェットティッシュが
もうひとつあるではないか。
取り出して綺麗に手を拭いた。ありがたかった。

お店の人が、汗びっしょりの顔を見て2つ入れて
くれたのか、はたまた、食べる前後のことを考え
て、はじめから2つ入れることになっていたのか?

そんなことより、粋な心遣いに感動した。

以前の私なら、2つも入れるなんて環境に悪い!
と叫んだことだろう。

しかし今は、このような心の持ち主が増える方が、
素晴らしい社会が生まれ、結果として環境も良く
なると思う。

ちなみに、このウェットティッシュはかなり小さな
もので、2つ合わせても普通のひとつ分より小さい。
環境のことも考えていたのだ!

とても小さなことかもしれないが、こんな積み重ねが
明るい未来を創るのではないだろうか。



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