1609894 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

いいこと探検家の人生冒険ポジティブ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2005.02.28
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類


◎非まじめな『我説で御免!』 その35

※趣旨については、ここをクリックしてください。



▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽ ▽



【忠恕:まごころと思いやり】



まごころと思いやりで接するとき、

相手の本当の姿が見えてきます。


その姿は、どこかで見たことのある姿。

そう、それは自分自身の姿です。


まごころと思いやりは、

自他を一体化させる魔法のおまじないなのです。



△ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △

※断定調の文章ですが、あくまでも『我説』です。



【ほんで、ワテはどないしたらええねん?】



忠恕。


これこそ孔子はんが教えてくれはった、

「年長者から安心され、同輩から信頼され、年少者から慕わ
れる」道や。



「まごころと思いやり」のことや!



相手はんの立場に身を置いて、自分のことのように受容する
んや。


忠恕だけでええ、
他に何もいらへん!



ええか、
まごころと思いやり、
忘れたらアカンで!




--------------------------

◎3月5日の午前中、東京にいます。お会いしませんか?



3月4日(金)に、東京大田区の蒲田で講演をさせていただき
ます。

その日は夜まで主催者の方と一緒ですが、翌日5日の午前中
はフリーになります。


土曜の午前中ですが、東京方面の方でどなたかにお会いでき
たら嬉しいです。

13時58分品川発の「のぞみ」に間に合えば、10時以降
であれば大丈夫です。


ホテルサンルート五反田に宿泊しますので、その周辺か品川
駅付近がありがたいのですが。


いいところがあれば教えてくださいね。


もし、「そんなにヒマなら会ってやろうじゃないか」という
奇特な方がいらっしゃったら、コメント欄、BBS、私書箱の
いずれでも結構ですので、ご連絡ください。


もし複数になれば、ブランチオフ会なんか面白いかも知れ
ませんね。


ではでは、ご連絡をお待ちしています。



※現在までに、参加または調整中の方をご紹介します。

バルーンsuzukiさん MiMi Platicoさん 両国の隠居さん
教育王さとりんさん


凄いメンバーになってきました(ワクワク)。


--------------------------


★私のレクイエム(歌とギター)はトップページに移しました。

★新曲『乾杯』(作詞:Blue Rose Cafeさん)はトップページ
  に移しました。

★新曲『パパとママからあなたへ』(hi-yukaさん家族のテーマ
  ソング)はトップページに移しました。

★VCCバナー(れおなるど・てんぷうさん創作)をトップ
  ページでご紹介しています。

★好評をいただいた「阪神大震災・追悼特集」をフリーページ
  に転記しました(1月20日のアクセス数が2051!)。


--------------------------


◎環境に関する疑問に応えます・その14



■LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)ってなんですか?



昨日のテーマにも関係がありますので、質問としては少ない
のですが、取り上げてみました。



◆LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)とは?



製品の製造から、販売・輸送・使用され、廃棄されるまで
の間に、どの程度環境に負荷を与えるかを定量的に評価す
る手法です。


LCAでよく引き合いに出される事例に

「テーブルの上にこぼしたコーヒーをティッシュペーパーで
拭くのがいいのか、台ふきで拭くのがいいのか」

というものがあります。



何か昨日のテーマに似ているでしょう!



実際に分析してみると、「台ふきの方が環境にやさしいし、
コスト的にも得である」という結論が出ています(京都大学
の高月紘氏の研究)。

これはライフサイクル・コスト分析という重要な考え方で、
ある製品のライフサイクルにおける環境負荷やコストを定量
化するのに有効な方法です。


ハイ、学者さんならここまででOKです。


でも、あなたがビジネスマンや家庭人であれば、もう少し
考えを進める必要があります。


もっと大切なことがあります。


それは、

「コーヒーをこぼさなかったら、ティッシュも台ふきも必要
ない」

ということです。


経営的に見ても、家庭のやりくりの観点でも、

「こぼしたコーヒーを処理するよりも、コーヒーをこぼさ
ない方法を考えることの方が、遙かに重要」

ですね。


更に経営者としては、

「コーヒーそのものが果たして必要なのかどうか」

 ↓

「水だったらこぼれても何も問題ないじゃないか」

 ↓

「コーヒーも水も必要のない方法はないのだろうか」


というように、考えを発展させていくべきです。


このような発想を展開していくことこそ、LCAの本質なの
です。


昨日の話ではないですが、

「AかBかを決めるような短絡的なものではない」

ということを押さえておいてくださいね。




◆ペットボトルは洗うべきか?



ちなみに、

「ペットボトルを回収する際には、よく水洗いすること」

という指導に対して、

「面倒くさい」、

「もったいない」

とか

「水洗いすることで、かえって汚水を流してしまう」

というLCAの立場からの意見があります。

皆さんはどう思われますか?


ここでとっておきの(当たり前の)方法を公開しましょう。

それは、「たとえばジュースを飲んだ後のペットボトルに
少量の水を入れ、よく振ってその水(薄いジュース)を
飲む」ということです。

昨日も出てきましたが、人間というきわめて効率の良い
浄水器を使おうというわけです。

もちろん牛乳パックでも同じことです。


実は、この方法は、息子が4歳の時に実際に行った方法
なのです。

当たり前のことのようですが、私はそれまで恥ずかしながら
氣づかなかったことを白状します。


そのとき、息子に素直に頭を下げたのを覚えています。


息子はむろん「環境を守ろう」としたわけではありません。

ただ、いやしかっただけなのでしょう。

ひょっとすると「いやしさが地球を救う!」のかもしれませ
んね。


このようなアイデアは、子どもほどよく思いつきます。

子どもから学ぼうという姿勢も非常に大切です。

ただし、ペットボトルや紙パックではなく、リターナブル
びんが望ましいことはいうまでもありません。

甘いものの取りすぎにも注意しましょう・・・・念のため。




◆LCAの限界



LCAは一般に、製品を企画する際に「原料・素材の調達→
製品の製造→販売→使用→廃棄」の各段階で、「環境に対し
てどのような負荷や悪影響を与える可能性があるか」を考慮
することとされています。

つまり企画段階の考慮事項であって、実際にどうなるのかを
証明するものではありません。


現実には、廃棄の後に続く「蓄積・溶出→他の環境との接触・
他の物質との相乗作用→拡散→食物連鎖による生物濃縮」
などは、ほとんど考慮されていません。

廃棄の中に「 」内のすべてが含まれている、と考えて企業
活動を行っている人は極めて少ないでしょう。


たとえば、水俣病やフロンによるオゾン層破壊は、かなり
後になって因果関係が証明されました。

これからは、「今の環境下では無害であったとしても、別の
環境と接触したときに有害化する恐れがないか」を徹底的に
調査することが大切になるでしょう。


オゾン層を破壊するフロンなどは、「極めて安全と絶賛され
ていた」のです。




◆LCAで考慮すべき「過去から学ぶ3つの可能性」



人工化学物質の中でも、きわめて安全とされたフロンのよう
な物質でさえも環境を破壊する原因(オゾン層の破壊)と
なってしまいました。

このことは、当時の専門家でさえも予測できなかったという
ことです。

現実をみると、確かにそうだったのかも知れません。


では、今後もこの種の予測は不可能なのでしょうか。


人類は失敗から学ぶことができるはずですし、また学ばなけ
ればなりません。

また、フロンの開発当時と違って、科学技術も発達している
し、環境破壊に関する悪夢のような過去の経験も持っています。

これらのことから、私は十分に予測可能であると考えています。


新商品を世に出す前に、過去から学んだ次の3つの可能性を
チェックしてみるだけでも、多くの環境破壊が予防できると
思われます。


まず第1に、

「今まで自然に存在しなかった物質は自然にとっての汚染源
となる可能性がある」

ということです。


自然界になかったということは、それを分解する微生物も
存在しない確率が高いことを意味します。

したがって、それらが環境に放出されたとき、長期に渡って
悪影響を与え続けることが予想できます。

食物連鎖による生物濃縮や、他の物質との複合作用も考える
必要があります。

環境ホルモンや核廃棄物・産業廃棄物がその例です。


第2に、

「ある条件のもとでは安定かつ安全な物質であったとしても、
廃棄されるなどして別の条件下に置かれたとき、環境汚染物
質に変化する可能性がある」

ということです。


これを防ぐには、外の環境に放出された後の移動経路(流通
経路)を予測し、そこで遭遇するであろう諸条件を考慮して
おく必要があります。

フロンが成層圏でオゾン層を破壊したり、無機水銀が海底の
微生物や光の作用によって有機水銀に変わったりするのがこ
の例です。


第3に、

「現時点ではまったく問題のないものであったとしても、
将来現れる新物質と反応して問題を生じる可能性がある」

ということです。


塩素系洗剤と酸性洗剤とが反応して塩素ガスを発生させたり、
乳製品のタンパク質に次亜塩素酸ソーダ(塩素系消毒剤)が
作用して、猛毒のシアン化合物が生成したという実例があり
ます。

またコンクリートを蝕む微生物が繁殖し、下水管を腐食させ
ているとの報道もあります。


LCAであろうとなかろうと、今後はこれら3つの可能性を
常に念頭において企業活動を行うことが必要になるでしょう。




明日はまた、新しいご質問にお応えしたいと思います。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.03.01 10:13:03
コメント(6) | コメントを書く


PR

プロフィール

いいこと探検家

いいこと探検家

フリーページ

お気に入りブログ

横柄な性格の人は、… New! よびりん♪   さん

【めざすこころ】 New! おぎゃりん☆さん

『ビジョン実現への… れおなるど・てんぷうさん
Blue Rose Cafe Blue Rose Cafeさん
VISION NAVIGATION visionaviさん
AYAのセラピールーム AYA さん
言霊マーケッター中… tab2002さん
ヒーリングショップ… じんじんからほりさん
世界のWebを目指すブ… チラッシーさん
自分の人生の主人公… さくら・桜さん

コメント新着

王島将春@ Re:【eco検定合格のための基礎知識・平成28年版】4日目(08/01) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
いいこと探検家@ Re[1]:少しブログをお休みしていました。(02/06) renkon30さん、ご無沙汰しておりました。 …
renkon30@ Re:少しブログをお休みしていました。(02/06) お母様、大変でしたね・・・色々しなけれ…

© Rakuten Group, Inc.