過去との決別。

過去との決別。

忘れられない過去、ある？
忘れたいのに、忘れられない。

そんな過去と決別するために、書こうと思う。

夜人は、記憶力が良くないはずなのに、
嫌なことだけは忘れられないんだ。

小学生のときは、いじめられていた。
小学校の中学年ぐらいのときは、
ゴミ箱を頭にかぶせられる事もあったよ。
悪口なんて日常茶飯事だったし、
物を盗られて、捨てられるのもあった。
追いかけては逃げられ、また追いかけて。

男子トイレに入ることも多かった。
今度はその事で馬鹿にされる。
そんなことが毎日のように続いた。

怖かった。人が笑っているのを見ると、
人が「きもい」とか「うざい」とか
言っているのを聞くと、自分のことを
言われているみたいで。今でも、それは怖い。
ただの被害妄想なんだけどね。

そんなこともあった。

でも、割り切るよ。
過去は過去だって。

今でも、いじめの話を聞くたびに、
そのときのことを、思い出したりする。
怖い。辛い。哀しい。

いじめる側の気持ちも、
分かるけどね。

弱いものに対する、やっちゃいけないこと。
頭だけじゃなくて、身をもって分かったんだよ。

これって、実は凄いことなのかも。