テーマ:オーディオ(200)
カテゴリ:オーディオ
今年の1月頃から使っているNobsoundのプリ、
音量調節用として購入しましたが、 音は悪くは無いのですが、少しバックグラウンドにノイズがあり「まぁ安いアンプだからこんなもんでしょう」という音でした。 このアンプは、 オペアンプとトランジスタの組み合わせで回路が構成されていて、オペアンプには5534が使われています。 オペアンプ部は交換可能なようにソケットになってます。 これは交換したくなりますよね。 ということで、 マルツのディスクリートオペアンプ【TROP-006MF】を購入してきました。 2個で8180円です。部品としてはやや高価ですね...。 ピン配置は、5534と同じシングルOPアンプの配置です。 スルーレートは14V/μsなので5534とほぼ同じ。問題なく差し替えられそうです。 交換前のオペアンプ5534の状態で、オシロでノイズを確認してみたところ.... 5534、発振してるよね? 23.875MHzで発振していました。 これは酷い。 特性の異なるOPアンプなら発振も収まるかもしれないとマルツのオペアンプを挿してみてみたところ... 全く発振していません。 何となくバックグランドノイズを感じていたのは、5534の発振が原因だったのかもしれません。 もちろん23MHzは聴けませんが、可聴周波数に干渉してノイズっぽさになるのでしょう。 TROP-006MFは仕様としてはユニティゲインでの使用が可能となっています。 5532はユニティゲインでも使えますが、5534は利得3以上の指定があります。 Nobsoundのプリアンプでは回路はわかりませんがオペアンプの近くに10pFのコンデンサがありあります。これが位相補償と思われますが、配線を追わないとダメそうです。 新しいオペアンプは下の写真のように綺麗に収まっています。 ディスクリートオペアンプ交換で、このプリアンプが本領を発揮した感じです。 というか、 「Nobsoundさん、こんな設計で大丈夫なの?」 と言いたいです。 因みにこのプリアンプ、緑基板と青基板のバージョンがあり、 青基板は2SK389というものになっています。こちらは回路が異なるので交換できないですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[オーディオ] カテゴリの最新記事
|
|