テーマ:オーディオ(194)
カテゴリ:真空管
先日の続きです。
6SN7がKEN-RADの6SN7GT/VT231。 僅かながらノイズが気になります。 そこで近代6SN7を投入することに。 候補としては、 エレクトロハーモニックスの6SN7EH Gold pins。 PSVANEのUK6SN7。 私はEHのパッケージ、大嫌いなんですよね。 この気持ち悪い顔。 なんでこんな気持ち悪い顔をパッケージにするのかなぁ。 真空管にこれが印刷してあったら速攻で割ります。(真顔) KEN-RADとEHを見比べましょう。 EHのほうが背が高いですね。 そして中身全体は下の方にあります。 ゲッターはKEN-RADが横、EHは上に飛ばしてあります。 袴は茶色。EHのほうは薄い金色のようなプリントでとても上品な感じです。オーディオアンプでの使用を意識しているのでしょう。 電極の見た目はロシアのTUNGSOLと瓜二つなので、同じニューセンサー社の工場で作られていると考えられます。 もしかしたら袴を着ける前にローノイズ品を選別してゴールドピンモデルにしているのかも知れませんが、まぁそんなに凝ったことをやってないでしょう。 アンプに挿すと、赤茶色の袴が結構目立ちます。 音質は、僅かながらカチッとした音色に感じます。(これを聴いた後ですとKEN-RADは若干ですがソフトフォーカスに感じます) 当然ながら、さすがは近代管でノイズは極小です。 価格は結構高いです。コスパで考えればTUNGSOLですが、EHのゴールドを使ってる人は少ないので、人と違う物をと考える人にはオススメです。 次に、KEN-RADとPSVANEを見比べましょう。 PSAVANEは、300Bや2A3などに合わせたデザインをしたのでしょう。 私としては、ストレートなGT管デザインのほうが出力管が引き立つのでは?と考えます。 でもこういうセンスが中国っぽくて好きですよ。 そしてプレートは、ブラックカーボンを吹いてますね。ツヤのない黒々としたプレートです。 アンプに挿すとこんな感じです。 ヒーターの灯りは上側が見えにくいです。 さて、肝心の音は... およよ?いやいや意外にも端正で上品な音作りです。当然ながらハム音や中国製独特のガサゴソノイズもない。 よくできた真空管だと思います。このST管デザインが嫌でなければPSVANEは選択しに入って良いでしょう。 KEN-RADはDC点火ならノイズは少ないと思うので、DC点火の適当なアンプを作って遊ぼうかなと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 31, 2022 08:06:16 AM
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