テーマ:オーディオ(178)
カテゴリ:真空管
先日、物置を整理していたところ、奥のほうから真空管アンプが出てきました。
私が小学校6年生のときに作った6BM8プッシュプルアンプです。 ![]() ホコリだらけです。電源トランスはサビサビ。 配線は小学校6年生の頃のままでした。 ![]() 配線を見ていたら、ふと幼い頃の自分に会ったような、そんな不思議な気持ちになりました。 今でも当時のことをよく覚えています。 ステレオ・マニア製作読本の回路図と配線図を参考にしました。 父と一緒に秋葉原へ行き、 真空管、トランス、パーツ類はラジオ会館4Fの三栄無線で。 あの頃は211がショーケースに置いてあって、物凄く大きく見えました。 初歩のラジオの広告に載っていた「ボク林君!」も居たかも知れませんが覚えていません。 三栄無線の林さんは電力会社に転職したとの話を聞いたことがあります。 そしてシャーシは鈴蘭堂で。 AkibaカルチャーズZoneの場所にありました。私の頃は地下ではなく地上にお店がありました。 シャーシは底板が別売りでしたが、私が小学生ということもあって、なんと底板をオマケしてくれました! 鈴蘭堂ご主人、お元気でしょうか?私は今も真空管アンプ大好きです。 穴開けは手動のドリル、シャーシパンチ、トランスの角穴は4隅に穴を空けハンドにブラーでやりました。 手が痛くなりました。 Aurexのステレオから流れるFM東京の「ス テ レ オ トリオ~♪ポーン」という時報を何度も聴きながら配線。 ようやく完成し、音が出ました! あの頃はスピーカーの上に置いてたかな...。 初めて鳴った曲は、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」だったと思います。 あの頃から私の真空管オーディオライフが始まったのだと思います。 このアンプは、トランスを外して新しい6BM8のアンプを作ろうかと計画中です。
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