カテゴリ:真空管
テレフンケンのRS289という真空管を所有しています。
以前、ヤフオクで落札しました。 ![]() なんで欲しくなったかというと、 ネット上にあまりデータが無くて何となく扱いにくい駄球なんじゃないかなと思えたからです。 しかしアンプの記事もちらほらあって、プッシュプルではなかなか高印象とのことです。 この真空管、 ヒータースリーブがセラミックのような厚みがあり、本調子まで1分かかります。 ![]() 4V2Aも食うヒーターです。カソードが太いからカッコイイですね。 etracerで三結特性を測ってみました。 ![]() さて、どんな感じでしょうか。 ![]() Ep250VでIp45mAくらい流し5kΩのトランスで使う感じでしょうか....。 そんなふうに言うと標準的な球に感じますが、 ・4V2A(6.3V換算だと6.3V1.26A)もヒーター食う。 ・プレート損失は12W程度。 ・三結ではバイアスが-50V前後。 ・直線性はお世辞にも良いとは言えない。 という、2A3並にバイアスが深くてヒーター電力がKT66並でプレート損失が6V6と同じ12Wの真空管です。 扱いづらそうな印象ですが、もしかしたら、物凄い良い音かもしれませんからね。 無駄にデカいヒーター電力も、急な音量変化にもへこたれない熱電子の供給をしてくれそうです。 こういう球、好きですよ!期待しています。 ロット違いのRS289を入手しましたので写真を掲載します。 右が新しく入手した物です。 ![]() 上の電極の押さえがなくなって簡略化されているようにも見えますね。
Last updated
Dec 16, 2022 07:58:54 AM
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