カテゴリ:真空管
購入の記憶があまりありません。
オークションに出ていて「何だろう?この真空管」と思ってからの記憶が飛んでいます。 気がついたら「落札しました」みたいな画像になっていました。 さて、このEimacの327Aという真空管。 米海軍のレーダー用に使われていたとか。 ![]() フィラメント電圧10.5V、フィラメント電流10.7A。 ![]() 消費電力100Wを越えます。(因みに大型管のGM-70でさえ20V3Aの60Wです) フィラメントが灯るだけで物凄く熱いです。 プレート損失100Wらしいです。 プレートはタンタルだそうで、タンタルそのものを加工してあるのか、ニッケル等にタンタルを塗布あるいは蒸着してあるのか、私は素人なのでよくわかりません。 タンタルのプレートは赤熱させることでガス吸着能力を発揮するらしく、あまり控えめな運用は逆に宜しくなさそうですね...。 327Aを扱ったウェブサイトを探してみました。 327A_Eimac(Radio museum) 送信管327A(送信管アンプ) VT-327A VHF送信用直熱3極管(銘球列伝) Eimac 327Aシングルアンプ(オーディオと音楽の部屋) etracerで測定してみました。 ![]() 811Aや572Bでお馴染みの、「いかにも送信管」..という特性です。 オーディオ用途ですとEpを500~600V、グリッドに20~25Vくらいをかけて大体100~110mAくらい流してつかう感じですね。 フィラメント電力100Wにプレートのアイドリング電力が加わりますので、ファンで冷やしてあげないと実用にならないと思われます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 13, 2022 09:18:29 AM
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