カテゴリ:真空管
オークションで入手したLMT3033シングルアンプですが、
少し気になっていたところがありました。 ・ボリュームの位置で少しノイズが乗る。 ・STC4033Xを挿すと若干発振気味な感じになる。 ・出力端子が「0-8-16 0-8-16」という並びなので、ちょっと接続しにくい。 あと、個人的に避けていることなのですが、 入力のVRのみで初段側に何も無い(VRのみがグリッドリーク抵抗になっている)と、VRが不良になったときに初段のグリッドが浮いてしまいますので、これはどうしても好きになれません。 VRを使うにしても初段G1~GND間に数百kΩの抵抗器は入れてあげたいです。 そこで、以下のように変更しました。 ・入力の100kΩのVRを撤廃。シールド線で初段まで直結し47kΩを取り付け。 ・初段グリッド直前に数kΩの抵抗(発振防止)を追加。 ・終段グリッド直前に数kΩの抵抗(発振防止)を追加。 ・出力端子を「16-8-0 0-8-16」という並びに変更。 これで、物凄く静かになりましたし、どの球でも安定動作です。 あまり大幅な回路変更をしてしまうと前オーナーの製作意図から外れてしまうのですが、 私(現オーナー)の環境に合わせたアレンジは少なからず必要かなと思っています。 せっかくお譲り頂いたアンプです。うまく調整して大切に使いたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 25, 2022 08:29:35 AM
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