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カテゴリ:真空管
以前、ブログで紹介したPHILIPSの4624という真空管 のアンプですが....
実はノイズが少し気になっておりまして... ・外部のノイズにめっぽう弱い気がする ・定期的な「プツッ」という謎のノイズ(方ch) これに対して幾つか対策を実施しました。 ・後部のセレクタースイッチとフロントのVRの配線を撤廃し、入力端子から初段まで直結。 ・初段のグリッドリークは47kΩに変更。 ・グリッド直前には発振対策の抵抗が元々入っていたのでそのまま。 シンプルな入力配線でノイズはそこそこ抑え込みました。 しかしこれでもノイズが完全に消えず、定期的なプツプツが。 私はC3gのスクリーングリッド手前にあるツェナーダイオードを疑いました。 ・初段C3gを五結→三結に変更。スクリーングリッドには120Ωの抵抗追加。 ・初段C3gプレート負荷抵抗を三結に合わせ56kΩ→51kΩに変更 電流は10mAくらいのかなり多めの設定にしました。 そして、ノイズは...ほぼ無音です!! \(^o^)/ 三結にして全体的に低インピーダンス動作になったので、ノイズに強くなったのかもしれません。 C3gは三結でもμが50くらいあるので、4624をドライブするには十分です。 そして、プツプツしたノイズも無くなりました。これはツェナーダイオードが悪さしていたのではないかと思います。 別件で、終段のグリッド手前は何も無かったので、ここも念のため発振対策。 ここは実施しなくてもよいのですが、「念のため」です。 ・終段グリッド直前に3.3kΩの抵抗を取り付け。 あと、入力のRCAコネクタの位置が時分の機器と異なって使いにくいので、 ・RCA入力コネクタの位置を、上赤R/下白L から 上白L/下赤Rに変更。 ナイジェル・ノースのリュートによる、シルヴィウス・レオポルト・ヴァイスの「ロジー伯爵に捧ぐトンボー」私の耳を通り心に静かに染み入ってきます。 次回は出力トランスの変更を計画しています。 このアンプは14kΩの出力トランスを必要とする回路に7kΩ10Wの小さなトランスが取り付けられています。 たぶん、前オーナーの環境では丁度良いバランスだったのかもしれません。 しかし私のスピーカーではやや低音不足で、なんというか「インダクタンスが足りない」鳴りかたをしています。低音が出ないと言うより低音が薄い印象なのです。 既に14kΩのトランスは入手したのですが、大きくてそのままでは取り付きません。 工夫しながら取り付けてみようかと計画中です。 今回、初段は結構手を加えましたが、必要以上には弄らないよう心がけています。 あくまでも前オーナーの設計/製作の思想や意図を大切に受け継ぎつつ改善するようにしています。 前オーナーのもとで作られたこのアンプ、そしてこのアンプを通った音楽たち... その音楽と物語を大切にしながら、次オーナーである私が「私の物語」を紡ぎ出してゆく...。 それが中古アンプとの付き合い方かなぁと私は思っていますし、その考えを大切にしたいと常に思っています。 PHILIPS 4624 シングルアンプの改良(その2)に続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 11, 2023 01:34:49 PM
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