カテゴリ:真空管
先日紹介した5T20(250TL)と同じオーナーから譲っていただいた東芝の5T30(450TL)ですが、
さっそくetracerで測ってみることにしました。 規格は真空管(Electron tube) 規格表データベースの250TLの資料が参考になります。 フィラメントは7.5V12Aです。 ![]() めっちゃ明るい! フィラメントは縦に数本通っています。 ![]() 【1本目】(No.25146) ![]() Ep=700VでEg=+10Vのとき、 Ip=103.31mA Ig=3.19mA rp=5654Ω gm=2952μS μ=16.7V/V 【2本目】(No.25170) ![]() Ep=700VでEg=+10Vのとき、 Ip=104.98mA Ig=3.19mA rp=5554Ω gm=2966μS μ=16.5V/V こちらも250TL同様に、400V程度の低電圧なら2.5kΩ程度のトランスに150mAほど流す運用で音が出そうです。600Vなら120mAで3.5kΩのトランスにすると、もっとパワーが出ます。 rpは5.5kΩありますのでNFBは必要かと思いますが、実験で鳴らすならNFBなしでも大丈夫かなと思います。 実は、以前メルカリで入手した5T31(450TH)がありまして、 規格は、真空管(Electron tube) 規格表データベースの250THの資料 450THは450TLのハイμ管です。それ以外の規格は基本的に同じです。 ![]() なので、見た目も同じです。 グリッドは、5T30(450TL)より目がこまかいような気がします。 ![]() このグリッドの粗さでμを決定しているようですね。 【1本目】(No.71020) ![]() Ep=700VでEg=+12Vのとき、 Ip=100.77mA Ig=7.31mA rp=7009Ω gm=4652μS μ=32.6V/V 【2本目】(No.71012) ![]() Ep=700VでEg=+12.5Vのとき、 Ip=80.95mA Ig=7.3mA rp=10425Ω gm=3338μS μ=34.8V/V ちょっとお疲れの様子でしょうか。 まぁ、個人が実験アンプで遊ぶには全く問題ありません。 5T31(450TH)に関しては、JH2CLVの5T31/450THの考察記事が参考になります 実は、手元に7T40(1000T)がありますので、近々紹介したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 25, 2022 04:34:42 PM
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