カテゴリ:真空管
ある人から譲って頂いたTUNGSRAMのP41/800という真空管です。
![]() 茄子を長く引き延ばしたような、ちょうどTUNGSRAMのOP70/1000の一回り小さい版という感じです。 ![]() このP41/800という真空管は、RadiomuseumのP41/800のページ以外に詳細な資料は無さそうです。 やや謎球ですね。 RV258が互換球らしいです。(ただしRV258はトリタンフィラメント) あと、こあたりの球というと、ソケット違いでフィリップスの4624があります。 さすがにRV258は持ってませんが4624は持ってますので、近い特性か気になりますね。 この球の脚はこんな感じで、オスのバナナを挿す仕様です。 ![]() フィラメントは、逆V型フィラメントをフック1本で釣ってある、古典的な形で、見栄えはしません。 ![]() そのかわりフィラメントが太いので点灯している感はありますよね。 ![]() 7.2V0.8Aのフィラメントは、プレート損失23Wの古い球としては馬力が無い気もしますが、定格よりずっと下の方で使うオーディオ用アンプですから、エミッション的には問題ないと思います。 では、etracerで測ってみましょう。 ![]() 1本目(TEST No.127A) ![]() Ep=650V Eg=-73V Ip=37.94mA rp=3950Ω gm1454μS μ=5.7V/V 2本目(TEST No.410) ![]() Ep=650V Eg=-76.5V(1本目のIpに合わせました) Ip=38.34mA rp=3574Ω gm1555μS μ5.6V/V etracerから配線を長くしたせいか、少しカーブが乱れています。 (それともこの球の癖かもしれません) 今回の測定から、以前入手したフィリップスの4624と比べてrpが高い以外は大体互換と言って良いことがわかりました。 ソケットアダプタを自作して4624シングルアンプに挿してみようと思います。
Last updated
Dec 13, 2022 09:08:01 PM
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