カテゴリ:真空管
実は数日前から帯状疱疹になってしまい、自宅療養しています。
原因は多分ストレス。 ここ最近、母が2度の入退院をしたり、施設で小さな問題を起こしてしまったりで、一寸参ってしまいました。 帯状疱疹対策としては、ストレスから離れた生活しかありません。 それには音楽が必要。 そしてアンプが必要。 いや、チョット待って。 数台持ってるからいいんじゃないの?(^^; しかし、帯状疱疹の痛みで意識がもうろうとしている私は、メルカリで販売していた自作アンプの購入ボタンを押してしまったのです。 いやまぁ、そういうことにしてください。(^^; そんなわけで届き、早速ラックにセットアップ。 この方はアンプ自作趣味以外にも木工も趣味とされている人なので、シャーシやノブなど大変凝った造りです。 自作アンプというとバラック組みみたいなものもありますが、これは真逆をゆく拘りが感じられます。 6BL7や6BX7などは両ユニットが揃うことはまずありません。 そうなると電流のバランス調整が重要。 バイアスのバランス調整ノブが付いていてFパネに取り付けられているデジタルメーターに... 角穴開けたのか!! そう、アンプを自作する身にとって角穴は最大の鬼門...。 もし魔法が1つだけ使えるなら、角穴開けの魔法をマスターしたいです。 というくらい、角穴開けは苦手です。 電源のインレットとか、あの形のパンチ刃が欲しいです。 おっと、話が逸れました。 このデジタル表示を見ながらノブでゼロ近くに追い込めばOK。 6BL7の手前はFETとトランジスタの構成なので、コールドスタートから30分は温度ドリフトがありますので、そこは仕方が無いところ。 そして6BL7の両ユニットの動作のバラツキを吸収するためにカソード抵抗は敢えて共通にしてバイパスコンデンサは付いていません。 ルーズな球選びをしても、ある程度の性能が出るような仕様みたいです。 私は、同じ球を何十本も買って選別するマニアではないですし、球には経時変化もありますから、こういう仕組みのプッシュプルもいいかなと思います。 因みに前段はFETとトランジスタのカスコードで、定電流部はFET。 さて音質ですが、 実に心地良いです。 丁寧に作られたアンプという感じですね。 澄んでいて見通しの良い音ですが、決してカリカリに解像度の高い神経質な音ではありません。 とても良いバランスだと思います。 購入して正解でした。 いかん、また帯状疱疹の痛みで意識がもうろうとしてきた...。 続きは後日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 24, 2022 06:39:48 PM
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