カテゴリ:真空管
そうそう、紹介するのを忘れていました。
先日紹介したVT25Aを聴いているアンプは、 ソフトンのModel8-VT25Aというアンプです。 ![]() 実は、ソフトンに問い合わせたとき、真空管の在庫の関係で残りが1台のみとのことで... 駆け込みで購入した感じです。(^_^; VT25Aに関しては先日のVT25Aの記事を見て頂けると嬉しいです。 このアンプは12AU7(1/2)の後のドライバー段はPchのMOS-FETで、終段まで全て直結です。 技術的な解説は、こちらのページに書かれています。 途中にFETが入り、しかもプリント基板で配線されているので、その手のアレルギーの人には向きません。 以前購入したソフトンの205Dシングルアンプと回路的には同じです。 因みにこのアンプはVT25A専用ですので、rpの高い10や801Aなど挿した場合はロードラインを無理矢理立てた風になるので、かなり出力は落ちるとのこと。 試しに挿して聴くには面白いかもしれませんが、高rp球に対してトランスのインダクタンスが足りないような音(低音がスカスカで、高域寄りな割に高域はあまり伸びやかでないように聞こえる...みたいな音)になるかなぁと思われます。 このVT25Aのアンプは、端正な音作りで私好みです。 NFBが深く掛かったアンプですと、ちょっと詰まったような(濁って籠もったような)音がするのですが、これはその音はしません。 昔、知人宅で聴いたL社のキットの真空管アンプは音は綺麗なのですが、なんというか詰まった音がしたんです。それが脳裏に焼き付いて...それ以来、何となくNFBを深く掛けているアンプは敬遠していました。 昨今の最新の技術で設計されたアンプは、ある程度のNFBで十分な性能も出るので、端正で澄み切って聴きやすい音質になっているようです。 特にピアノの音色は抜きん出て良いと感じました。 ![]() 先日はピアノをリピートで聴いたまま寝てしまいました。(まぁ疲れていたこともありますが) たまたま購入した、レイナルド・アーン(1874-1947)作曲の「ピアノのための詩 『当惑したナイチンゲール』 (全曲)」というCDの演奏がとてもリラックスして聴けます。 このCDはオススメです!!
Last updated
Dec 22, 2022 10:39:39 PM
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