カテゴリ:真空管
随分前ですが、PE1/75という真空管を入手して、まだ測定していませんでした。
![]() 送信管だということはわかってましたが、オーディオでも使えそうな感じでしたし特に高価でなかったので即決落札しました。 AIRの印字があるので空軍か航空関連でしょうか。 ![]() 規格はRadiomuseumのPE1/75の資料では24V1Aとなっていますが、誤記ではないかと思われます。実際には24V0.45Aです。 他にPE1/80という真空管が存在していて、Frankさんの資料室のPE1/80の規格表があって、PE1/80(12V0.9A)の24V版がPE1/75ではないかと思われます。 やや謎球な感じが....。 この真空管の残念な所はヒーター電圧が24Vである以外に、 ![]() ヒーターが灯っているのが殆ど見えないことです。(そこかよ!) etracerで三結特性を測定してゆきます。 1本目 ![]() EP=280VでEg1=35Vのとき、 Ip(+Ig2)=66.98mA Ig2=5.03mA rp=1357Ω gm=3212μS μ=4.4 2本目 ![]() EP=280VでEg1=35Vのとき、 Ip(+Ig2)=61.50mA Ig2=4.89mA rp=1405Ω gm=3210μS μ=4.5 Ep=400V付近で使いたいところですが、Ep=280VのEg1=-35Vくらいで75mAほど流して2W近く出ますので十分ですね。 5kΩのトランスが良さそうですが、直線性重視なら7kΩも悪くないかも。(出力は下がりますが) 個人的には、専用機を作ってまで...とは思わないです。
Last updated
Jan 4, 2023 05:42:27 PM
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