カテゴリ:真空管
東芝4-65Aのジャンクが手元にあるので紹介します。
以前、動作未確認のジャンクとして安く入手しましたが、動作はするもののお疲れの様子でした。(動作未確認のジャンクなんてそんなもんですし、動けば運が良いです) 私は実験アンプで使ってみようかな程度の気持ちなので、動けば分です。 ![]() 規格に関しては真空管(Electron tube) 規格表データベースの4-65A規格表を参照ください。 因みにフィラメント電圧は6.0Vです(6.3Vではありません)ので気をつけてください。 etracerで三結特性を測定します。 Ppは65Wですが、etracerのグラフでは少し低く50Wと設定しました。 【1本目】S/N:63625、1976.3 ![]() Ef=6.0V,If=3.60A Ep=500VでEg1=34.8Vのとき、 Ip(+Ig2)=79.87mA Ig2=7.17mA rp=2484Ω gm=2438μS μ=6.1 【2本目】S/N:65484、1976.3 ![]() Ef=6.0V,If=3.75A Ep=500VでEg1=32.8Vのとき、 Ip(+Ig2)=80.04mA Ig2=10.13mA rp=3154Ω gm=1842μS μ=5.8 かなり疲れてますね。 マイナス領域だけ使って、500Vで7kΩの負荷でも3W近く出ます。 すみません、三結特性ですがスクリーングリッド電流を足すのを忘れていました。 疲れ気味ですが、ちょっと実験アンプにでも使えそうな性能があることがわかりました。 もし新品ならgm2500以上でrp2400以下かなと予想されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 22, 2024 10:28:55 PM
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