カテゴリ:真空管
TESLAのRD27ASを紹介します。
PX25の同等管だそうです。 実は...PX25とDA30と300Bは人気がありすぎる(みんながみんな飛びつく)ので、私は興味無いんです。(300Bはプッシュプルアンプを持っていて、それで十分です。Western Electricも有名過ぎて全く興味がありません。) そこで同等管ならと思い入手した次第です。 フィラメントは4点で吊っています。 プレートの保持が面白いですね。 規格はFrankさんの資料室のRD27AS規格表を参照ください。 プレート電圧は600Vまで。 なんとなく高rpで PX25は持ってませんが、単なる同等・類似であって、完全互換ではなさそうです。 とにかくetracerで調べましょう。 フィラメントの光り方は、ちょっとまばらで寿命が心配です。 いや、たぶん私の寿命が先に来る。(笑) Ep480Vあたりが小出力で直線製が良さそうなので、 Ep=480V、Ip=45mAのあたりになるよう測定します。 なお、今回もフィラメント電圧は4.0Vと3.8Vで測定します。 【1本目】 Ef=4.0V, If=2.24A Ep=480VでEg=34.5Vのとき、 Ip=45.03mA rp=1811Ω gm=5405μS μ=9.8V/V Ef=3.8V, If=2.10A Ep=480VでEg=34.5Vのとき、 Ip=45.03mA rp=1811Ω gm=5412μS μ=9.8V/V 【2本目】 Ef=4.0V, If=2.23A Ep=480VでEg=30.9Vのとき、 Ip=45.04mA rp=1716Ω gm=6348μS μ=10.9V/V Ef=3.8V, If=2.09A Ep=480VでEg=30.9Vのとき、 Ip=44.66mA rp=1728Ω gm=6348μS μ=11.0V/V Efは4.0Vでも3.8Vでも殆ど変わりません。 あまり低いのは良くないですが、私なら3.8Vで使うかも。 2本の特性のバラツキ(特にgm)が大きいですが、自己バイアスですともう少し両方歩み寄る様に動作すると思われます。 PX25のrpが実測1.3kΩといわれていますので、1.8kΩのRD27ASはrpが随分高いです。 似ているけど別物。PX25とは似て非なる「類似管」という感じでしょうか。 特に見た目は全く違いますので、楽しいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 16, 2023 07:20:50 PM
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