カテゴリ:真空管
HYTRONのHY65という真空管を紹介します。
![]() 規格表は見つからず、RadiomuseumのHY65資料ページくらいです。 少なくともフィラメント6V0.9Aの送信管であることはわかりました。 あとは手探りです。 プレート損失は12W~15Wと思われますので、とりあえず12Wということで。 自作アダプターを使ってetracerで三結の特性を測定します。 ![]() etracerで特性を測るに際し、EpはTU-8200R(魔改造品)に合わせた280Vで測定します。 因みに280Vで30mAが流れるところを測定します。 フィラメントは1点吊りのΛ型。 ![]() 1本目 ![]() Ep=280VでEg1=-30.9Vのとき、 Ip=29.86mA Ig2=0.92mA rp=2275Ω gm=2373μS μ=5.4V/V 2本目 ![]() Ep=280VでEg1=-26.6Vのとき、 Ip=29.82mA Ig2=1.06mA rp=2498Ω gm=2357μS μ=5.9V/V 良い感じです。 ![]() ご注意: 私のTU-8200R(魔改造品)は、ヒーター回路を左右独立したスイッチング電源(6.3V管と6.0V管を共用するので6.0Vに設定)に変更してあり、マイナス側は8番ピンに接続しています。 あと、電流検出抵抗の数値を変更し40mA程度が流れる様にしてあります。(もう少し流してやってもいいのですが、他の球も挿すので...) ![]()
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