カテゴリ:真空管
RAYTHEONの6A4という真空管を紹介します。
LAという別名もあるようで。 細いながらも、4ピラーです。 堅実な造りです。 真空管規格表データベースの6A4規格を見ると5極管らしいのですが、プレート損失は5~6W程度かなと思われます。 フィラメントは6.3V0.3Aです。 特性はどうでしょうか。 180Vで23mA流れるところで測定してみます。 【1本目】 EF=6.3V, If=0.30A Eg=-13.7V Ip=22.97mA Ig2=3.84mA rp=2437Ω gm=2485μS μ=6.1V/V 【2本目】 EF=6.3V, If=0.30A Eg=-14.4V Ip=22.96mA Ig2=4.29mA rp=2266Ω gm=2608μS μ=5.9V/V どちらも200V以上高圧領域での低電流域がおかしいです。 少なくとも手持ちのRAYTHEON製の6A4はこういう傾向です。 対策としては、少なくとも7kΩ負荷のトランスで+B=180Vで23mA以上流すことです。 あまり電流が低かったり負荷が重いといと、ロードラインが立って上記のカーブがおかしい領域に入ってしまいます。 そこに引っ掛らなければ十分実用になるかなと思われます。 内心、失敗したなと思ってますが、意外と良い音だったりすることがあるかも?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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