カテゴリ:真空管
46という真空管を紹介します。
手持ちはRAYTHEONの46です。 RAYTHEON独自の4ピラーです。 RAYTHEON独自のボックスプレートです。 フィラメント点灯。 規格はFrankさんの真空管資料室「RCA 46」規格表が参考になります。 etracerで三結特性を測定しましょう。 Ep=250VでIp+Ig2が30mAのところで測ります。 【1本目】 Ep=250V Ef=2.5V, If=1.39A Eg1=25.5Vのとき、 Ip+Ig2=30.00mA Ig2=4.06mA rp=2682Ω gm=2106μS μ=5.6V/V ああ、なんかエミ減気味な気がします。 【2本目】 Ef=2.5V, If=1.45A Ep=250V Eg1=21.7Vのとき、 Ip+Ig2=29.75mA Ig2=3.83mA rp=3567Ω gm=1714μS μ=6.1V/V 残念。かなりくたびれています。 1本目と同じ特性くらいにするにはEfを少し上げればいけそうです。(寿命は縮まりますが、どうせ棄却値を迎えそうなエミ減球です。試してみます。) とりあえず2.7V点火で。 Ef=2.7V, If=1.55A Eg1=25.5Vのとき、 Ip+Ig2=29.29mA Ig2=3.76mA rp=2634Ω gm=2147μS μ=5.7V/V なんとか持ち直しました。 ボックスプレートのほうが面積的にエミッションの減少にも敏感で不利なのでしょうか? たまたま買った球がエミ減だっただけかもしれません。 もう、いっそのこと2.8V位ギンギンにフィラメント電圧掛けて短命に使い切ったほうが音が良くて、球が死んでも悔いは無いかも。 とか思い始めた7月8日の夜でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 22, 2023 07:08:29 PM
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