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カテゴリ:真空管
STCの33A/158M(CV1884)という真空管を紹介します。
双三極管です。 6BX7や6BL7クラスのプレート電極です。 なかなかカッコいいです。 ところで、この真空管は規格表が見つかりません。 謎球です。 The Valve Museum「33A/158M」が唯一の手がかりです。 12Wのプレート損失。これは多分2ユニットですので片ユニット6Wというところでしょうか。 この記事によると、33A/138Aと同様の設計と書いてあります。 これが参考になりそうですね。ただし33A/158Mのベースはロクタル8ピンです。 グリッドをプラス(ポジティブバイアス)側にたっぷりと振れる送信管ですね。 しかしマイナス(ネガティブバイアス)領域も十分にあります。 因みに製作例はThe Valve Museum「An Experimental 33A/158M Double Triode Push-Pull Audio Amplifier」があります。 etracerで特性を測定しましょう。 プレート280Vで15mAほど流れるところで測定します 【1本目】 Eh=6.3V, Ih=0.83A Ep=280V Eg=10.2V Ip(1)=14.97mA Ip(2)=15.28mA rp(1)=6335Ω rp(2)=6181Ω gm(1)=2398μS gm(2)=2452μS μ(1)=15.2V/V μ(2)=15.2V/V 【2本目】 Eh=6.3V, Ih=0.79A Ep=280V Eg=10.5V Ip(1)=14.61mA Ip(2)=15.96mA rp(1)=6136Ω rp(2)=5841Ω gm(1)=2446μS gm(2)=2545μS μ(1)=15.0V/V μ(2)=14.9V/V プッシュプルで小出力のアンプを作るには良さそうな球であることがわかりました。 μが15ありますのでドライバーとしても十分ですが、その割にはrpが高いかな。(μ15なら6BL7のほうが強いという話も出てきてしまいそう) もしかしたら...パラレルにして6F6三結シングルとして使うのも面白そうですね。 ということで、パラレル動作も確認してみました。 電圧は280Vで30mAあたりを見ます。(Ip特性表の電流のスケールは2倍の60mAにしてあります) 【1本目】 Eh=6.3V, Ih=0.83A Ep=280V Eg=10.2V Ip=30.09mA rp=3103Ω gm=4889μS μ=15.2V/V 【2本目】 Eh=6.3V, Ih=0.79A Ep=280V Eg=10.5V Ip=30.46mA rp=2968Ω gm=5042μS μ=15.0V/V 少し重めの7kΩ負荷でも何とかいけます。0.8~0.9Wでしょうか。 これは結構良い気がします。 出力管としてはプッシュプルで組むのが理想ですが、手っ取り早く遊ぶならパラレルシングルでも十分楽しめそうな印象です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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