カテゴリ:真空管
2T12Pという真空管を紹介します。
![]() よくわからず勢いで買ってしまった記憶が....。 送信管らしいしっかりした造りです。、 ![]() よく見ると、プレートの中にカソードとグリッドが2組入っているのがわかります。 ![]() 規格はFrankさんの資料室の「富士通電子管規格一覧表」が参考になります。 ピンアサインはこちら。 ![]() カソードは、ハッキリとした色味です。 ![]() いい感じです。 ![]() もう、これだけで満足します。 etracerで特性を測定しましょう。 グリッドのプラス側のIpカーブも測定しました。 ヒーター電圧9Vも参考に測りました。 【1本目】 Eh=10.0V, Ih=1.56A ![]() Ep=480V Eg=-10.1V Ip=25.76mA rp=5794Ω gm=4782μS μ27.7V/V ![]() Eh=9.0V, Ih=1.46A ![]() Ep=480V Eg=-10.0V Ip=25.66mA rp=5891Ω gm=4687μS μ27.6V/V 【2本目】 Eh=10.0V, Ih=1.56A ![]() Ep=480V Eg=-10.1V Ip=25.76mA rp=5794Ω gm=4782μS μ27.7V/V ![]() Eh=9.0V, Ih=1.46A ![]() Ep=480V Eg=-10.0V Ip=25.66mA rp=5891Ω gm=4687μS μ27.6V/V 480Vで-10Vの26mAに14kΩで1.35Wといったところです。 rpが高いので扱いにくいですね。RFのC級アンプで使う球です。A級のオーディオ用で使うには無理があります。 カソードの容量的には、余裕があるので9V点火でもほぼ問題ない印象です。 これ以上はカソード温度が下がるので無理かなと。 綺麗な特性がとれました。 なかなか魅力的な送信管だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 13, 2025 06:35:24 PM
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