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カテゴリ:真空管
CV1503(KT33C)という真空管を紹介します。
いつ、そして何故こんな球を買ったのか記憶にありません。 気がついたら棚に置いてありました。随分前に勢いで買ってしまったのでしょう。 記憶にないくらいですから少額で落札したと思います。 カーボンスートに身を纏っているので中が見えません。 トップをみると、2つのビーム電極から渡されているS字型のリボンにカソード電極からの配線が繋がれているのがわかります。 なるほど下側にはカソード電極が繋がっていません。ビーム電極と上で繋がっています。 ステム周り配線が狭いからでしょうか。 そしてヒーターは4つ折りM型でセンタータップが出ています。(後述しますがここが留意点です) 規格に関しては、The Valve Museumの「KT33C」規格表とThe Valve Museumの「CV1503」規格表が参考になります。 ピン配置は.... 6L6等と似通っていますが、1番ピンがヒーターのセンタータップです。 このピン対する配線は慎重にしなければなりません。 センタータップを使えば13Vでもヒーターを灯せます。12.6VでもOKでしょう。 ヒーターは26V0.3Aですから6.3V換算で1.23Aです。6V6の倍くらい大食いです。 そのくせプレート損失は13Wしかありません。 低電圧大電流で使う球は大体こういう傾向で、きっと「カソードにとっての能力というものが電力というより電流」ということになるのでしょうね...。私は素人なので詳しいことはわかりませんが、なんとなくそう思えます。 定格プレート電圧200V。規格表のIpカーブはスクリーングリッド電圧175Vです。 このあたりで探っていきましょう。 アンプの製作記事も幾つか見つかり、MOHの部屋「KT33Cプッシュプルアンプ製作 」や宰府の梅だより「KT33Cプッシュプルアンプの記事(7件)」が参考になります。 【1本目】Eh=26.0V, Ih=0.32A 三極管接続 Ep=200V Eg1=14.8V Ip+Ig2=50.30mA Ig2=6.84mA rp=919Ω gm=10097μS μ=9.3V/V 五極菅接続 Ep=200V Eg=120V Eg1=6.2V Ip+Ig2=50.56mA Ig2=6.61mA rp=31124Ω gm=10805μS μ=336.3V/V 【2本目】Eh=26.0V, Ih=0.30A 三極管接続 Ep=200V Eg1=14.6V Ip+Ig2=49.79mA Ig2=7.05mA rp=904Ω gm=10436μS μ=9.4V/V 五極菅接続 Ep=200V Eg=120V Eg1=6.1V Ip+Ig2=50.71mA Ig2=6.94mA rp=33353Ω gm=11497μS μ=383.4V/V とても感度の高い球で、三極管接続でrp900Ωなのに-14.5Vのバイアスで動作します。 三極管接続での直線性はそれほど悪くない印象です。 因みに26V管の26E6WGは全く規格が違います(感度もバイアスも違う)ので、差し替えはできません。 三極管接続で1.7W(4.8%)、五極菅接続で2.8W(6.73%)。1.7Wまでなら三極管接続が有理と思われます。 3.5kΩのトランスが使えるというのは汎用性が高いと思いますが... この球に高額を投じれるか?といえば....うーん、どうでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 2, 2025 06:59:36 PM
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