カテゴリ:真空管
EL6という真空管を紹介します。
![]() 手持ちはTUNGSRAMです。 ![]() 箱。 ![]() 規格に関しては、Frankさんの資料室の「EL6」規格表が参考になりますが、 どうもヒーター電流が規格と実測と異なります。実測では1.2Aではなく1.6Aでした。 太いカソード。 ![]() そして6.3V1.6Aのヒーターが灯ります。 ![]() ヒーター電力が大きいことが音の良し悪しに繋がるわけではないですが、なんとなく頼もしいですよね。 それにしても、規格表の1.2Aという数値はどこから来たのか...。 etracerで特性を測定しましょう。 プレート損失はEL12同様に18Wと仮定しました。 【1本目】Eh=6.3V, Ih=1.59A 三極管接続 ![]() Ep=260V Eg1=-9.8V Ip+Ig2=51.96mA Ig2=7.00mA rp=1369Ω gm=12689μS μ=17.4V/V 五極菅接続 ![]() Ep=260V Eg2=195V Eg1=-5.6V Ip+Ig2=52.08mA Ig2=7.28mA rp=45794Ω gm=12435μS μ=569.5V/V 【2本目】Eh=6.3V, Ih=1.59A 三極管接続 ![]() Ep=260V Eg1=-10.0V Ip+Ig2=52.80mA Ig2=6.17mA rp=1362Ω gm=11768μS μ=16.0V/V 五極菅接続 ![]() Ep=260V Eg2=195V Eg1=-5.7V Ip+Ig2=52.55mA Ig2=6.44mA rp=41744Ω gm=11666μS μ=487.0V/V とても感度が高く素直な特性だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 17, 2025 09:27:37 PM
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