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カテゴリ:真空管
LUXMANの8045Gという真空管を紹介します。
秋葉原の真空管ショップで安い中古があったので買ってみました。 なんか、「私の前世は水平偏向管でした」という佇まいです。 放熱板が多く取り付けられています。 8045GはLUXMANが自社アンプ用にNECに製造を依頼したとか。 8045Gを使ったアンプキットもあったようです。 オーディオの足跡「LUXKIT A3000」が参考になります。 ゴリッゴリにマルチループフィードバックを掛けて超低歪み率を達成しているようで、実用領域で0.1%以下を保てるということは結構強引な負帰還で歪を抑え込んでいます。1975年はまだ何でも低歪率が賞賛される時代でしたので、このような方式だったのかと思われます。 どの真空管を使っても同じ音しか出ない印象ですね。(笑) そしてその8045G。 忘れもしない、小学5年生の夏、 初歩のラジオ9月号を書店で買ってきました。 そして、目に飛び込んできたのが藤本伸一氏の記事。 何と立派なアンプなのだろう!こんなアンプで音楽を聴いたらさぞ素晴らしいだろう...。 幼い少年はその記事に載った写真を羨望の眼差しで見つめるのでした。 8045Gについては電子系DIYと真空管「真空管 8045G、「最後の」 オーディオ用 大型三極出力管」 が参考になります。 8045Gについて更に調べてみると...プレート損失は45Wあるものの、発熱による能力低下も指摘されています。 何もしなくても6.3V2.5Aのヒーター電力(約16W)を消費する真空管ですし、その割りにバルブはコンパクトに思えます。 etracerで特性を測定しましょう。 【1本目】 Ep=300V Eg=-53.7V Ip=89.55mA rp=503Ω gm=8945μS μ=4.5V/V 【2本目】 Ep=300V Eg=-48.7V Ip=89.16mA rp=518Ω gm=9736μS μ=5.0V/V 中古品なので多少バラツキがありますが、左右の音量が変わるほどではないでしょう。 それにしても300Vで90mA流し3.5kΩの負荷で6Wも出ます。恐ろしいです。 直線性はあまり良くないですが、前段次第で歪率は改善できるかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 11, 2026 08:00:43 AM
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