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カテゴリ:真空管
RAYTHEONのVT25(10A/7312)という真空管を紹介します。
RAYTHEONが英国向けに作ったもののようです。 以前紹介したVT94(10E/108, CV1094)という真空管などもそうですね。 物凄く頑丈な造りです。 フィラメントが1点吊り(Λ型)なのがわかります。 古典的な設計ですよね。 とにかくバルブが大きく、RAYTHEONの10と比較すると全然違います。 放熱を大きく表面積の広いバルブに頼っているのかもしれません。 プリントにはこう記されています。 RAYTHEON V.T.25 8-60 10A/7312 8-60がどういう意味かわかりません。 この形状から1960年8週ということは無いと思いますが... 反対側のプリント。 10A/7312のデータがありません。The Valve Museumにある「CV1025」規格表と同等と考えて良いのでしょうか...。 随分前に、VT25(10E/7312, CV1025, DET25)という真空管を紹介したので、これを手がかりに測定しようと思います。 因みにこちらのフィラメントはオキサイド系で薄暗いです。 今回紹介するものはトリタンで結構明るいですし電力も食います。 プレート損失は大きさとグラファイト系の分厚い素材から25W程度でしょうか。 CV1025規格表では36Wと書いてありますが送信管なので常に電流が流れているA級増幅ですと7割くらい低目で考えたほうが良いかもしれません。 etracerで特性を測定しましょう。 フィラメント電圧は7.5Vと7.0Vで測ります。600Vで30mAほど流してみます。 【1本目】 Ef=7.5V, If=2.20A Ep=500V Eg=-13.7V Ip=40.26mA rp=4843Ω gm=2503μS μ=12.1V/V 因みに500V40mAの14kΩ負荷でグリッドをプラスまで振ると5.5W程度が出ます。 グリッドがマイナス領域のみの動作だと1W少々です。これは厳しい。 Ef=7.0V, If=2.16A Ep=500V Eg=-13.7V Ip=40.59mA rp=4813Ω gm=2477μS μ=11.9V/V 【2本目】 Ef=7.5V, If=2.15A Ep=500V Eg=-15.7V Ip=40.10mA rp=4644Ω gm=2391μS μ=11.1V/V Ef=7.0V, If=2.07A Ep=500V Eg=-15.7V Ip=40.22mA rp=4640Ω gm=2373μS μ=11.0V/V フィラメント電圧7.0Vでも動作に殆ど変化がないとがわかりました。 エミッションに余裕のあるフィラメントという印象です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 30, 2026 08:46:19 PM
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