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カテゴリ:真空管
Western Electricの339Aという真空管を紹介します。
詳細なデータや自作の例も少なく、割と謎球です。 NATIONAL UNIONやNATIONAL Electronicsの印字ではなくWestern Electricです。 ベースの色もNUやNLのものと異なりますね。 プレートは放熱特性が良さそうな雰囲気です。 上からは電極構造がよく見えませんね。 ここでフィラメントを吊っていて、これが両側にあるので4点吊りです。 下側を見る限りフィラメントのΛΛとΛΛをパラレルで炊いている感じですね。 説明書きが入っていました。 規格は、 Ef=5.0V If=1.2A Ep=500V Esg=450V Ip=125mA Pd=35W Psg=12W ピン配置は、 1番:フィラメント 2番:スクリーングリッド 3番:コントロールグリッド 4番:サプレッサーグリッド 5番:フィラメント トップ:プレート etracerで特性を測定しましょう。 【1本目】 Ef=5.0V, If=1.30A 三極管接続 Ep=380V Eg1=-63.8V Ip+Ig2=64.86mA Ig2=2.58mA rp=982Ω gm=4465μS μ=4.4V/V 三極管接続(G2+G3) Ep=380V Eg1=-77.2V Ip+Ig2+Ig3=65.15mA Ig2+Ig3=9.48mA rp=862Ω gm=4376μS μ=3.8V/V Ig2+Ig3で結構流れているように見えますが、損失5W以下なので問題は無いです。 五極管接続 Ep=380V Eg2=170V Eg1=-17.8V Ip=65.80mA Ig2=2.03mA rp=21213Ω gm=4919μS μ=104.4V/V 【2本目】 Ef=5.0V, If=1.27A 三極管接続 Ep=380V Eg1=-63.4V Ip+Ig2=65.13mA Ig2=2.60mA rp=965Ω gm=4576μS μ=4.4V/V 三極管接続(G2+G3) Ep=380V Eg1=-76.1V Ip+Ig2+Ig3=65.05mA Ig2+Ig3=12.62mA rp=864Ω gm=4441μS μ=3.8V/V 五極管接続 Ep=380V Eg2=170V Eg1=-17.8V Ip=65.65mA Ig2=1.93mA rp=18407Ω gm=4996μS μ=92.0V/V 出力は5kΩ負荷で三極管接続で5W程度、五極菅接続で7.5W程度です。 三極管接続でrpが高い(3kΩ以上とかの)真空管ですと出力が全くとれず「なんだこれ」となりますが、三極管接続でrpが低くなる339Aでしたら十分な音声出力が得られます。 今回の試験でわかったのは下記のことです。 ・とりあえず3.5~5kΩ負荷で使える。 ・三極管接続で970Ω前後のrpになり、バイアスは深いもののNFB無しでもいけそう。 ・G3とG3をPに繋げた三極管接続ですと100Ωほどrpが下がる。 ・五極菅接続のIp特性は肩の張りがルーズ。(あまり良くない) ・安価な2E22を沢山買ったほうが幸せになれそう。(いや、それを言っちゃぁ...) 五極菅接続で使うよりも、三極管接続の無帰還アンプを組んだほうが良さそうに思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 5, 2026 08:52:50 PM
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