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カテゴリ:真空管
ヤフオクで38シングルアンプの中古を購入しました。
EL32(CV1052, 10E/11398)シングルアンプと同じ造りですね。 ヤフオクでアンプを販売している「音の工房山本」さんの作品でしょうか。 裏側を見ます。 パーツが整然と丁寧に取り付けられています。余裕を持った取り付け方で部品交換もしやすくしてありますね。この配線の感じから「音の工房山本」さん説が濃厚です。 回路はパッと見た感じですが、 まずB電圧ですが、電源トランスの220Vを両波整流して作っています。 初段:東芝の5814A(12AU7)を直結2段の構成 終段:HYTRONのVT-38を三極管接続 ヒーターはトランスの1回路を使っていません。5814Aが2本で0.6Aで38が2本で0.6Aの合計1.2Aですので、このトランスが1.5A~2A端子の場合、チャンネルごと(0.6Aずつ)に分けてしまうと巻線の負荷が軽くなり電圧が上がってしまいます。それを防止するために敢えて1系統に纏めたと思われます。 因みに終段は、 B電圧が約259V プレート電圧がに約252V スクリーングリッド電圧はプレートから抵抗を介しているので約1V低い約251V カソード電圧は1kΩが入って約24Vなので、24mA流れています。 プレートとカソードの間は約230Vですね。 38の三極管接続として割とギリギリの動作ですが、Ipカーブが寝ない電流多めの方が音が良いです。 初段を見ていて気付いたのですが、何とNFBが無い....。 38三極管接続のrp(3kΩ以上ある)でNFB無しというのは割と攻めた設計だと思います。 多分ですが、「トランスが小さく巻き数も少ないためダンピングファクターを敢えて落して低音を出そうという意図」だと思います。 これは聴く曲を選ぶと思います。 さっそくジョヴァンニ・ジローラモ・カプスペルガー(1580年-1651年)のリュート音楽を聴いてみます。リュート演奏はヤヴォル・ゲノフです。 コアボリュームが小さく巻き数の少ないトランスと高rpで無帰還のDFの低い組み合わせから出る音です。 しかしながら中域に寄った音を主体とするリュート音楽であれば綺麗な音を奏でます。 それに必要最小限には低音が出ています。これくらいが聴きやすいかも。 ノイズも少ないですし小音量時の透明感はあります。 私が使っているスピーカーが口径30cmで高能率な励磁型かつ近代的設計なので割とバランス良く聞えます。 聴く音楽でアンプを使い分けるのも真空管オーディオの楽しみのひとつですから、これはこれで良いかと思います。 38という真空管についても、測定を実施する予定です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 15, 2026 09:09:40 AM
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