LCR型フォノイコライザーを作ってみる
LCR型フォノイコライザーを作ってみました。基板はEMISUKEさんのものです。随分前に購入しておいた±15V電源を組み合わせケースに入れました。初段はAD797BRZ、終段は随分前に買って放置していたAD797ANZです。AD797の音が好きというわけではなく秋月に売っているからという理由です。AD797BRZはローノイズ品ということで今回は初段用に新たに買いました。フォノイコライザー基板はデュアルオペアンプ用になっているので、シングルオペアンプをデュアル化するアダプタを使っています。ゲイン1倍の終段にAD797ANZを挿したのが心配ですが、無音状態でザーっというノイズが聞こえないので大丈夫そう。漠然と聴くかぎり大丈夫そうですが、それでもAD797はデータシートを見る限りは神経質なところがあるので、もう少し鈍感なオペアンプに交換する予定です。時間があるときにオシロスコープで確認しながら作業したいと思います。早速レコードをかけてみましょう。もう少し捻って誰も知らないような盤をかけようと思いましたが、誰でも知っているものを。なかなか良いです。バーニー・ケッセル、いいですよね。大きなコイルが使われているというと見た目から何となくエッジの甘い大味なイメージなのですが、決して甘い音はせず輪郭がしっかりしています。それでいて聴きやすい。「必要な情報を大袈裟にすることなく必要なだけ伝える」という印象です。「普通に良い」フォノイコです。この「普通に良い」が飽きずに最も永く使える物ではないかと考えています。