トランジスタアンプ完成基板をケースに入れてみた
ヤフオクでトランジスタアンプの完成基板が売っていたので買ってみました。コネクタ配線も付属しているので、端子とケースと電源を買ってくればすぐ鳴る仕様です。ということで、仮組み。(この時点で放熱穴はまだ開けていません)回路はぺるけ式で、終段のバイアス部分に若干のアレンジがあるとか。基板のみのキットだと部品を集まるのが大変。還暦が間近の私には苦行です。(特にトランジスタはhfeを揃えるのが至難の業で、ペアを探し出すのに大金が必要です)なので、こういう完成基板は嬉しいですね。基板にはバスブーストのスイッチがつけられる端子がありますが、私はショートして使っていません。とりあえずケースの上下に幾つか穴を開けて放熱させています。それほど発熱は無い感じです。最大出力は3Wそこそこ。私のスピーカーは93dB以上の能率がありますので全く問題ないです。(EMS社の励磁型30cmフルレンジを約10Vで励磁しています)因みに電源はDC19Vです。DC19Vのアダプタを挿して動作させます。甘みがありますが透明感のある音に感じます。トランジスタアンプとしては押しが足りないかわりに聴き疲れしません。西村由紀江さんのピアノとか佐藤正美さんのギターが合う感じですよね。ゴリッゴリの解像度を求める人には絶対合わなさそう。そういうアンプです。(私好みな)