『 一体・・・ 何が・・・ 起こったんだ? 』 1 “ 異変 ”
今から 25年ぐらいも前の “ 看護師を看護婦”と呼んでいた頃その看護婦が膝の病気で入院患者になった話し~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ある時 いつものように立ち上がろうとしたのに左膝に 軽い痛みを感じた後 まっすぐ膝を伸ばすことが出来なくなってしまったすぐ 問診と診察を受けそして レントゲンを取りに行くために動いた瞬間左膝は スーっと 戻った ウソのように 足がまっすぐ伸ばせるそれでも さっきは膝を伸ばせなかったので レントゲンは撮影することになったその時の医師は 医大卒後5,6年ぐらいの30歳前半で どこかの病院の息子だった頼りなさそうな そのボンボンな若造の医者は レントゲン写真の関節の間を見ながら「何にも 無いよ~ 自然に治るんじゃないの~ 」と軽い しかも あっさりだった 夕方だったし しかたなく 『 さっきのは・・・ なんだったんだろう・・・? 』と狐につままれた感じで 帰宅した翌朝 起き上がろうとして イラッ また やってしまった 何かが引っ掛かって 膝は伸びなくなったその日は ベテラン医師の外来日まずは 昨日のレントゲンを ジーっと 診ながら 「 ここか・・・ 」と隣の部屋にいた若造の医者を呼びつけ 左膝関節の軟骨にある 薄いヒビ(離断像)を指した病名は 【 離断性骨軟骨炎 】『・・・野球肘? いや その膝版か・・・ でも スポーツはしてない しかも 好発年齢が思春期~二十歳前 しかも男子に多い 私・・・一応 女・・・ そして 今 23・・・ なんでだ? 』要するに 成長期に左膝をぶつけたり とにかく 膝に無理をかけていたせいで軟骨がダメージを受けて 自然治癒をしたり 再発をしたりで とうとう 昨日に結びついたらしい・・・つまり “ お転婆 ” “ じゃじゃ馬 ” と言う ピッタリの称号を頂いたわけだ 明夜に つづく・・・