【 “ 斉藤さん ”になれますか? 】
~ 斉藤さん的生き方 ~こんばんは「 おかあさんって・・・斉藤さん 」う・・・ん「 ・・・そうかい そんなに・・・ 凛としていて スタイル抜群で 美人で・・・イヤ~ それほどでもないよん 」シーーンそして 居間には誰も居なくなった 私だって そっちの意味でないことは悲しいほどに分かってるよー ま逆だもん ところで 昨夜も“ 斉藤さん ”ありましたねでも 娘はまだ2週遅れの状態なんてったって 受験生だもんねしかも 1話分を3分割ぐらいにして 空き時間に見ている状態へ~ぇ 計画的で偉いじゃんここでだから ちょっと褒めちゃう “ バレなきゃいい ”こんな感じが 常識になってしまった現代真面目が馬鹿を見るし 仕返しに会ったり 命も危うい変だよね 当たらず触らず 嵐が過ぎ去るように祈って 見ぬ振り昨夜の斉藤さんは 万引きではなかったけど思い出した 何年も前のこと幼稚園ぐらいの子供を連れたお母さんがお店の人に 頭を下げていたどうも 勝手に文房具を持ち帰っていたため 返しに来たようだこの人こそ斉藤さんだよね 勇気を出して 子供を教育するために人目に耐えて 謝りに来たんだろうなお店の人は 万引きに値することも理解しお母さんの気持ちも察したのだろう・・・普通のお客さんのように レジに並んで精算するよう手配したでもね そのお母さんは少し戸惑っていたように見えた本当は・・・ ちょっとお店の人が困った顔をしたり 注意をしてくれた方が 子供が嫌で辛い思いをして二度としちゃいけないって思えると考えていたんじゃないかな・・・お店の人も精一杯の配慮をしたつもりだろうけど・・・このままじゃ 万引きしても 「 分かったよ 金払えばいいんだろう 」って逆切れする中高生や大人は減らないんだよね物事が簡単に済んじゃ 後悔や反省は出来ないんだろうねお店の人に丁寧にお辞儀をして レジを終えたお母さんが子供の目線に腰を下ろして 語りかけていた「 家に持って帰っても 使えなかったよね お母さんに怒られると思って ずっと怖かったよね もし また欲しくなっても 今日の気持ちを思い出して欲しいんだ 」って幼い時だからこそ ちゃんと気づいて 的確に修正するべきなんだよねチクッとする心の痛みって ダサいことじゃないと思うんだよね