2008/01/23(水)11:34
プロローグ いたちごっこ
「あっ、Gさん?お願いしていた情報開示なんですが、どうなりました?」
「えっ!?ご本人が開示拒否したので、開示できない旨を報告書にして、昨年中に郵送しましたが」
「届いてないよ。もう一回送ってください」
なんともあっけない幕切れだった。
ただ、落胆はなかった。
強がりではない。
本人が開示拒否した経緯を、わざわざネットで晒していたからだ。
本当に開示しなくてもいいのか、弁護士にも相談したらしい。
資料1の1
資料1の2
どう考えても、開示される可能性は限りなく0と思っていた。
だが向こうは勝手に被害者と妄想し、動き出している。
ミイラ取りがミイラにならないとも限らない。
最悪の場合、民事訴訟という手に切り替えるためにも、
相手の素性を知らなければならなかった。
つれづれ草23が残していった膨大なブログの痕跡。
すべての画像をPCに落とし、画像解析とデータ分析。
広い損ねたページのキャッシュを掘り出す日々。
ブログ仲間はつれづれ草23に因んだ語句を手がかりに、
すべての検索機能を駆使し、足跡を辿っていった。
いったい、つれづれ草23とは何者なのか・・・。
今にして思えば、彼との出会いは異質だった。
このブログを初めて読む人のためにも、その出会いから語ろう。