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逝けば分かるさ。~奇跡のうだうだメイポ日記~

逝けば分かるさ。~奇跡のうだうだメイポ日記~

妄想2

STEP2ダヨ!

アッハッハイヤモウカンベンシテ_________(。△゜)<自由だ!







目を覚ます

視界が広がる

・・・・・・・・・・・・・・

ヒカリ...

話に聞くその「ヒカリ」というのは私の視界に存在しない

私にヒカリは見えない

そもそもヒカリとは何なのかさえ理解できない

見る必要はない

知る必要もない






朝。

目を開くと光が当たる。

眩しいと感じた光は、見渡す限りうっそうと存在する木々の隙間から漏れている。

言うなれば「木漏れ日」だろう。

(・・・・・珍しく熟睡した・・・・・・)

目の前には昨日の夜炊いた焚き木の跡が残っている。

そこから視線を上に向けながら大きく伸びをした。

周りからは涼しい風が吹き抜け

時にその風は小鳥のさえずりを伝えてくれる。

(いい森だね・・・・・・今時こんな所があるとは・・・・・・)

邪気を放つモンスターの気配は感じられない。

昔はどこの森でもここの森の様に光に満ち

優しさに溢れていたものだった。

(そろそろエリニアに近い。夜も明けたし出発しようかな)

その人物は横にある荷物を担ぎ、歩き出す。








彼女の名は「風雪」(フユキ)。スピアマン。メイプルアイランド出身。

窮屈な日常生活を嫌い、旅に出る決意をする。

彼女には友が多いのだが他の友とは一線違う者が二人居た。

彼女はこの二人に関しては少なからず興味を持っている。




エリニアに近くなると森の中に人為的な道が現れ始める。

道なりに進んでいくと開けた場所に辿り着いた。魔法使い達の町エリニアだ。

エリニアには「ビクトリアアイランド四賢者」の一人「ハインズ」が在住している。

彼による「見えざる結界」によりこの町はモンスターや邪気から守られていた。

「見えざる結界」は「ビクトリアアイランド四賢者」だけが使える能力である。





(・・・ここからだと船着場に行くの大変なんだよね・・・・・)

悲しい事に彼女は年齢の割には背が低い。

なので「ヘネシス」から辿り着いたこの場所からだと結構登らなければならない。

はぁ。と彼女がため息をついていると



「・・・・・風雪か。」

「うわっ」



突然後ろから声がして驚いて振り向くとそこには一人の若者が居た。



「ため息なんてついてどうした。珍しい」

「・・・・・・・見てたの」



すると若者は何かを思いついた顔をすると口をニヤリと動かして言った。



「あぁ、そしてその理由も大体想像がつく。」

「それはそれは。」


風雪は口だけを微笑ませて言った。

若者はやれやれと言いたそうな顔をした後「テレポート」と唱えた。

その場に光が放たれ、次の瞬間二人の姿はそこから消え去る。

それと同時に船着場の一点に光が放たれ二人が現れた。

森から突き出た様に存在する船着場にはどこまでも続く清々しい青空が広がっている。

急に強くなった風と太陽の光に風雪は手をかざす。

  

「ありがとうクロくん。・・・・・・・名前があるとやっぱり便利だね」

「名前があろうと無かろうと私は私だ」

「・・・・・そうだね」
 

「クロ」というのは風雪が付けた彼のあだ名だ。

本当はこの若者には名前が無い。いや、あるのかもしれないが本人は「無い」と言い張る。

クレリックである彼には不明な点が多い。出身地に関しても語ろうとはしなかった。

そして彼は先程風雪の友の中で一線違っていると紹介した二人のうちの一人である。

「おう、来たか」


前から声がした。


「おはようアルタスくん」

「今日も元気そうだな」


その若者は笑顔で歩み寄る。



「おうよ!・・・・っしゃあ!今日も未知なる世界が俺を待ってるぜぇ!」



元気ハツラツなこの若者の名はアルタス。スピアマンで出身地はペリオンである。

いつも元気で性格も良く正直者なナイスガイ。

しかしその有り余るパワーが空振る事もしばしば。   

彼も先程風雪の友の中で一線違っていると紹介した二人のうちの一人である。



風雪はこの前の事を思い出し、少し疲れた表情で言う。



「いつも絶好調だね君は。今日はどこまで先に進めるかな」

「 当 然 、 地 の 果 て ま で!!!」

「この前は危ない所を風雪に助けてもらってたがな」



皮肉をこめてクロが口をはさむ。



「う・・・・・こ、今回はそうはいかねぇぞ!風雪ちゃん、レディは後ろに下がってな!

 女を護るのは男の役目だぜ!」



実際アルタスの強さは同じ年齢の者と比べても目を見張るものがある。

何より努力の人間でもあり、常に剣術に明け暮れているからだ。

少し荒っぽさが目立つのが欠点だが。



「そう言ってくれるのは嬉しいんだけど、アルタスくんすぐ無茶するから・・・・・」

「そうだな。それに彼女は見かけ程弱くはない事はお前もよく知ってるだろう?」

「おうよ!俺を助けられる奴なんざ滅多に居るもんじゃないぜ!・・・・・ってあれ、

 なんか違くねぇか?」

「・・・・・・見かけ程って、クロくんそれはどういう意味かな・・・・・・」

「そんな事よりホラ、船に乗り遅れるぞ」

  

「ヤッベ!」と叫び切符売り場に走っていくアルタスの背中を前にその後を

二人は歩いていく。




今日もまだ見ぬ世界へ、まだ会わぬ者へそれぞれ三人は出航していった・・・・・・



 
 
 






ハイハイ、わろすわろす。ですね。アッハッハわろすわろs(撲殺

ごめんなさいごめんなさい。超ごめんなさい。

あぁ・・・・・でも感想、指摘などくだされば喜んで逝きまs(ry

あと、書く事がこんなに時間掛かるものだとは思いもしなかったどころか

考えもしなかったです。

ダメダメですね。あぅぇぁ。

んでは今回の妄想(テストber)はこれにて失礼。   


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