|
カテゴリ:不二製油と銀杏会(OB会)関連
又一人大先輩が逝った 入社以来私がつかえた3人目の課長で仕事もさることながら酒とマージャンをこよなく愛された人だった。 私が入社して3年目くらいの時大阪本社から東京事務所へ転勤となった。当時はまだ事務所と呼ばれていた。 赴任の日私が事務所へ到着して所長への挨拶もそこそこにこの課長に連れて行かれたのは雀荘だったのには吃驚した。 業界の去るメーカーと我が社と共通の販売店の偉いさんだと紹介された。 私は兎も角マージャンを終えてその日東京は台風襲来で風雨の暗い中を初めての寮を探しながらようやくびしょ濡れで辿り着いた時は既に日付けが変っていた。 以来この課長は我々若いものを休日の前日はよくご自宅まで呼びつけて轍満をしたものだった。 奥様もご一緒に花札などをされるざっくばらんな方でした。当時はそんな事とはつゆ知らず私自身も好きだったマージャンに興じていました。 ずっと後年お聞きした所ではそれ程高額では無かった給料で日々大酒を飲み苦しい家計の中で2人のお子様を育て挙げられた奥様のご苦労は大変だったようです。 此の先輩は海外も長く私も出張でお二人に御世話になった事もありました。 晩年はご一緒にマージャンをする機会も少なくなっていましたがOB総会でお会いした時は又マージャンをやろうとおっしゃっていました。 御会葬にはこうしたお人柄に似合うようかのように大勢の関係者がお出でになっており私も久しぶりにお目にかかった人も少なくなかった。 奥様からも「丹東さん遠い所から良く来ていただき有難うございました」と仰っていただきました。 合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[不二製油と銀杏会(OB会)関連] カテゴリの最新記事
|