鴨緑江の街丹東生まれのあれこれ

2017/06/30(金)15:49

中國東北4都市歴訪

中国東北方面旅行(68)

4.大連の観光の翌日は帰国昨夜泊まった「大連富麗華大酒店」=フラマーホテルは5星で部屋も大きく朝食も和洋中揃っていて素晴らしいホテルである。 大連観光は元日本人街の南山通りを抜けて「労虎灘」に行った。此処は昔関東軍や満鉄の幹部の避暑だったが今は近くの海水浴場と共に観光地となっている。モニュメントの虎は前から見ると5匹だが後ろから見ると6匹に見える。    露西亜人街程は整備されてはいないが一応観光地として残っている旧日本人街の現「南山通り」      「老虎灘」の虎のモニュメント 次は観光道路を抜けて北京の天安門広場より広い「星海広場」で以前はダダっぽい広場だったがその後いろんな施設が出来て総合公園になっている。周囲は高層のマンションならぬ億ションが林立しちる。   星海広場の億ション群 大連市内への帰路の途中にある「北大橋」は大連市と友好都市の北九州市との合作である。     北大橋の私昼食後は市内の「中山広場」に行きロータリーの周囲に残っている満州時代の建物を車上観光した。ホテル、郵便局はそのまま使用され、銀行も名前は変われど同じく銀行として使われている。元大和ホテルは現在古いので3星だが 「大連賓館」として其の儘ホテルである。ここは下車し館内の説明を聞いて2Fの喫茶店「大和」でお茶を飲んだが夜はクラブとなる。何回も来ているのでママは私を覚えてくれていた。   旧「大和ホテル」現大連賓館=戦後手入れの出来ていない時の写真(屋上左にぺんぺん草)夕食までに時間があったのでS氏と大連が初めてのA氏と3人で大連港の満州時代からずっと現役の乗船待合室に行ってみたところ一昨年行った時は有った姿が無い。遂にやむ目を終えて解体されたか?   遂に姿を消した大連港の乗船待合室=数年前の写真 この旅行最後の夕食は少し豪華に金ぴかの「万宝海鮮航」だった。私は依然来たことがあるが料理が日本人向き?で薄味で旨い。今回が出なかったがアワビのステーキは絶品である。夜私はS,A氏と今回初めての丹東生まれのSさんの娘さん(お母さんの介添え)、やはり初めての若いK君を連れて大連駅前の地下5階まである韓国系の商店、食堂街の見物行った。私は悪い癖で特別欲しくもなかったが若い女性服務員に呼び込まれたので根切に値切ってドン麗君=テレサテンのDVDを買った。どうせ海賊版の粗悪品だと思ったが帰国後聞いてみると意外に結構な代物だった。最後は旅行派の規定だとかで恒例の土産も店に寄り初めての人はそれぞれ土産を買った。私は此のにも何回も来ているので格別の買い物はない。以前チャイナ服を買ったことがある。 翌日は帰国の日だが岡山便も成田便も午後殆ど同時刻発なので揃って駅近くの「ロシア人街」を散策した。此処でも私は1軒の露西亜製品の店でロシア煙草を若い男の服務員が切れる直前まで値切って1カートン買った。これも吸ってみると香りのよい吸い易いたばこだった。    露西亜人街と買い物をする私帰国便が1時間以上遅れたが、これはよくある事、まずは無難に旅を終えた。参加者のうち岡山のS氏以外全員東北が初めてだったので、一人を除き後は中国旅行は経験しているが、何事もなく終えることが出来たので主催者としては何よりだった。私も長春では旧知の日中両国人全員に再会できて満足だ。謝謝。  

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