ウチューのトチュー ~ 池田モノリス

2009/06/03(水)16:42

MTV、日本上陸。■1984(S59)年■36歳

第3章-1976~砂時計がこぼれる夜に(10)

--------------------------- ■ソラの、もう半分。■ 第3章 TOKYOブギ(1981-1999) (0007) MTV、日本上陸。 --------------------------- MTV、日本上陸。 ■1984(S59)年■36歳■ 僕がフリーライターになって初めての仕事が、 1984年10月号「ビデオコレクション」という月刊誌での 「MTV上陸」という特集記事。 音楽評論家の村岡祐司さんと二人でカラー8ページを 半分ずつ担当して書きました。 担当の女性編集者が厳しくて(涙) 慣れない僕は何度も書き直し。 築地の朝日新聞社の隣にあったビルの編集部で徹夜して、 早朝に彼女と一緒にタクシーで帰ったことを覚えています。 ちなみに、その女性編集者は確か翌年だか 同じ東京ニュースの「TVガイド」にいた泉麻人さんと 結婚しました。う~ん、人生いろいろ。 僕もこの仕事で何とかライターとしてOKがもらえたようで 翌月の11月号でもめでたく 「ストーンズ」と「小林麻美」のビデオ紹介の仕事をゲット。 何とかフリーライターで食べていけそうな予感。 レコード業界誌記者だった頃も、既に音楽業界では 「プロモーションビデオ」「ビデオクリップ」等の 呼び名で「音楽ビデオ」が徐々にクローズアップ。 この年の10月に全国ネットでMTVがオンエア開始され、 一気にビデオ時代に突入しました。 今でこそ「音楽はYouTubeで観る」というのが 僕にとっても、やっと自然になりましたが、 思えば、すべてこの頃から始まったのです。 音楽と映像の関係について書き出すと 果てしなく長くなりそうなので今回はカット。 また日を改めて。 ただ自分にとっては…。 今までは「肉体的・本能的」なイメージが強かった ロックというピリピリした時間と空間が 映像と結び付くようになって だんだん「精神的・空間的」な広がりを持ったエネルギーに 変化してきたのでは と感じていました。 さて、当時の取材ではビデオの編集スタジオに行ったり、 ストーンズのビデオ発売会社で未収録映像を観たり、 大変だったけれど楽しいこともたくさん。 で、最高の思い出は。 NHK放送センターで当時大河ドラマに出演中の小林麻美さんに (ただ見たのじゃなくて!)ちゃんとお会いして30分以上 たっぷり単独インタビューできたこと。 この日、網膜に残したフルカラー映像と 鼓膜に刻んだ音声の高品質アナログデータは、 我が家の家宝No.…いくつだっけ?として 脳の中の秘密の細胞に大切にバックアップしてあります。 *このシリーズの続きは、2つ後の日記に続きます。 ■ソラの、もう半分。■第3章 TOKYOブギ(1981-1999) >(0007)池田かめ、ビデオの向こう側。 ------------------------------------------------------- ブログランキング。それぞれワンクリックで投票&順位確認できます。 よしっ、ロック!ジャンルへ。気が向いたら、ありがとう。 もしかして絵本?ジャンル。でも、こちらは苦戦。 -------------------------------------------------------

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